延原時行歌集「命輝く」(第2960回)(名古屋と神戸を行ったり来たり)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
ここ一週間ほど当方の事情で神戸を留守にしていましたので、延原先生から毎日届いていた先生の「メルマガ」をこのブログに収めることが出来ませんでした。本日久しぶりに神戸に戻ってまいりましたので、12月7日以降の先生の「今日の歌」を一挙にUPさせていただきます。しばらくま不定期になりますことご容赦願います。
12月7日
新しき日の歌七首
一 快晴ぞきのうの大雪嘘のやう新しき日の恵み称へむ
二 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
(備考:復唱)
三 「称へ部屋真砂さま住む」嬉しきや一般病棟移りしやきのう
四 面会も午後三十分を五時間と許さるるとは何の奇跡ぞ
(備考:鳥飼師よりのメール来12月6日付:「延原先生 何時もご加祷深謝申し上げます。「歌」とお電話も!今日の名古屋の病院からの家内の電話では、娘は本日より口から水を飲めるようになり、集中治療室から出て一般病棟の個室に移されたそうです。ぴっくりしました。熱が40度近くあるようですが、面会がこれまでは午前と午後30分だけに限られていましたが、明日から面会も2時から7時までと変更になるようです・・・」)
五 我やしも『哲学喜び』昨日は最終結論遂に書けるや
六 雪かきを終えへて夕餉を楽しめり想を鎮めて一気に書けり
七 核熱狂「哲学喜び」在りてこそ脱し得るとて励みしこの書
(備考:書名こそ『哲学の喜び チェンジに時代に、根底を省察する滝沢語録をよむ。』と名付くも、サルトル論、デカルト論、ホワイトヘッド論、而してアンセルムス論豊かなり。最後に我が最愛の歌:我妻や絶後笑み増し不思議やも深い低みの底ぞ飛翔す。我が哲学原理《原事実の「新しい現在」の産み出し》開陳せり。さらにこの原理新発想「《原受肉》=創造作用よりその参与(受肉→甦り→笑み増し)への飛翔」考究せり。楽し!)
12月8日
微笑消息の歌十四首
一 恩師のや「原事実」げに現るや其処に「神共」受肉せるこそ
二 肝心の事やこれなりイマヌエル「神共」よりぞ「太初」実るや
三 「神共」のイマヌエルのぞなくばぞや如何で「太初」やイマヌエル成る
四 この宇宙かく原受肉成りてこそ一切創造作用や発す
五 発すとや言ふ事の意味二つなり創造作用而してや個ぞ
六 その間にや形相仲介あるやなしあるもの何や生起一つぞ
七 かくなれば原事実にぞ「向く」と言ふ恩師の言葉「のっけから」なれ
(備考:滝沢克己『純粋神人学序説』福岡・創言社、1988年、272頁、熟読参照)
八 のっけから御神我に現れしこれぞ正にぞ原事実げに
九 窮みてや原事実とは「神共」の内住なるや如何に嬉しき
十 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
(備考:復唱)
十一 この歌を詠みて初めて我覚る裏や事実に控えたる愛
(備考:事実=原事実;愛=原受肉)
十二 すなわちや原事実のや原受肉尊き「裏」ぞ微笑消息
十三 汝や知る此度の事件病苦やも裏から見れば御神の愛
十四 かく悟り汝や御神称へてや微笑消息嬉しや嬉し
12月9日
御父の御友の歌五首
一 歌と共我の洞察したる事のちほど覚る面白きかな
二 歌やこそ感性洞察なせるありのちほど覚る原受肉愛
三 原受肉のや御神ぞアガぺなり絶後笑み増す不思議の主
四 我妻や絶後笑み増す不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
(備考:復唱)
五 原事実その底なるや原受肉飛翔なせるや御父の御友
(備考:『ヨハネ』15・15、熟読参照。主イエスは御父より「御友道」を学びたるなり。これを指して「御父の御友」と称へるなり)
12月10日
燦知りぬ嬉しもの歌十二首
一 この頃や白菜汁を作りてや寒さ負けじと励みおるなり
二 昨晩は『哲学喜び』結語にや最愛歌とや解説歌書く
三 これにてや巻頭歌にや負けざるの心意気をば示したる哉
四 人如何に如何に悲惨なるとも裏からじ神共にます見れば微笑ぞ
(備考:復唱)
五 「裏からぞ」原受肉ほか何あらむ「神共」ロゴス「太初」にや燦
六 燦たるや人類(ひと)文明に刷新ぞ「あらしめられて思ふ」心地ぞ
七 我やしも原受肉こそ燦たるの御業なりとぞ知りぬ嬉しも
八 げにもぞや神共にます裏からぞ見れば微笑と甘えたる妻
九 人余り独立心に励む折原受肉にぞ心溢れず
十一 我妻や神共にます裏からぞ見たるや嬉し甘え満開
(備考:甘へ=シュライエルマッハ―「絶対依属の感情」)
十二 かくてこそ我妻信子思はずや奇跡治癒をぞ重ねし嬉し
12月11日
アガぺ顕現の歌七首
一 我が歌の神学開陳楽しぞや裏からぞ見る神共にます
二 人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ
(備考:復唱)
三 これをしも微笑神学我名付けむ人生の裏原受肉愛
四 恩師言ふ「原事実」のや内実や「神共」ロゴス孕みてやあり
五 かくてこそインマヌエルの「神共」ぞ「太初」に受肉アガぺ顕現
(備考:『マルコ』1・14-15、熟読参照)
七 神の国到来ひそと裏からぞ悟りし父娘(おやこ)微笑交わすや
鳥飼は12月6日朝、新幹線で名古屋を発ち神戸へ。大切な会議に出て、歯医者さんへも・・・7日朝には新幹線で名古屋へ・・・乗車時間は片道1時間余りです・・・車窓で景色をながめ、延原先生の完成草稿『哲学の喜び』を読んで・・贅沢な時間をすごして・・・
・・・名古屋では、娘の住まいを拠点にしてまいにち「ぶらり散歩」をしています。病院の面会時間はいま午後2時から7時までですので、夜が早めにお風呂にゆったりと入って、たっぷりと睡眠をとって・・・新しい生活のリズムができてきました。
余り写真を撮っていませんが、下は名古屋で撮ったものです。