延原時行歌集「命輝く」(第2934回)(冬の桜)

          

   延原時行歌集「命輝く」(第2934回)

   「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。


    11月10日

           天父優しやの歌七首

 一 基教のやユニークネスや無自性の霊格化なり天父優しや

 二 ただしぞや天父一切前にます実在非ず天にまします

 三 従来の神学此処を見ざるやも天なる場所にますぞ尊き

 四 天なるの場所にますぞや尊きぞ我ら被造者其処にともども

 五 この共在誠究極幸の幸其処西田言ふ絶対無の場

 六 創作用そも究極事性(さが)成すや無自性の場に猶作りなす

   (備考:これ、空即縁起の如し)  

 七 然る故ホ氏や言ひたり神ますや万象「前」に非ず「共」にや

   (備考:PR, 343: “God is not before all creation, but with all creation,”)



昨日・今日と穏やかな日和が続きます。久しぶりの東京出張で、あの雑踏の人波に傷められたのか、昨日からどうも風邪気味で、のどのあたりが痛みます。かかりつけの診療所にいって、のどのくすりを頂いて来ようと思っています。

先日の出版記念会で第一回配本分の重責を果たしてほっとしたばかりですが、全五巻のうちもう一冊(第5巻「賀川豊彦随筆集』)も担当させて頂くことになり、すでに初校ゲラが届いています。

これはこれで校正など手間のかかるものですが、平均500頁ほどのなかで、この「随筆集」は200頁ほどしかならず、新たに『賀川豊彦詩集』を加える準備をひそかに進めています。

これは賀川と歩みを共にした村島帰之が生前に機関紙「火の柱」に長期連載した『預言詩人・賀川豊彦』という逸品です。

この作品は、かつてずいぶん時間をかけて、私のブログで長期連載の形でUPしたものがあり、これを完成稿に仕上げて、『選集』担当の方に提案してみようと思っているのですが・・・。

村島帰之は賀川と共に「平和学園」の創立者としても知られていますが、万一今回の『選集』に採用されなくても、ある出版社に紹介して、新たな企画に乗せて頂くことを考えている大切な作品です。

ところで、昨日のぶらり散歩では、あの「冬の桜」の咲いている場所まで足を延ばして、カメラに収めました。

桜と言えば、咲き始めたかと思うとしばらくしてパッと散っていくものですが、「秋の桜」からずっと引き続いて「冬の桜」として咲き続けてくれます。

猫ちゃんは、次の一枚だけです。