延原時行歌集「命輝く」(第2914回)(鳥たちと黒猫)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2914回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    10月20日

            はての歌八首

 一 原受肉ありてこそなり「何ぞ我」主の御苦しみ御許に達す
   (備考:『マルコ』15・34、熟読参照)

 二 地獄落ちそも底の底知り給ひ原受肉とも天父還るや
   (備考:「地獄落ち」=sese in profundum humiliare (Martin Luther, Die Psalmenvorlesung)

 三 神世界只中ありて創作用これぞ「神共」「太初」契りぞ

 四 創作用そも究極事性(さが)成すや無自性なるに大悲事(じ)に寄す
   (備考:復唱)

 五 This is the secret of the union of Zest with Peace:

    • That the suffering attains its end in a Harmony of Harmonies.

(AI, 296; emphasis added)

 六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)

 七 底飛翔成すことやこそ誰しらむ調和の調和原受肉はて
   (備考:はて=end, finis, eschatology)

八 誠ぞや主の十字架や果てなるぞ底の底なる原受肉飛翔





今朝もひんやりとした雨です。氷雨と言うほどのものではありませんが‥‥

昨日はお祝いのカードといちじくを求めて長田商店街までぶらりぶらり・・・水嵩の増している新湊川の長田橋・・・

昨日も一日中、『賀川豊彦随筆集』の草稿原稿の校正に打ち込みました。三浦清一氏が戦後すぐにまとめ上げたもので、賀川が各誌に寄稿していたコラム作品を取り出して原稿化した貴重なものです。もとに当たりながらの楽しい仕事です。

今回は、黒猫と鳥たちです。