延原時行歌集「命輝く」(第2900回)(新生田川と賀川記念館)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2900回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

先生の歌は、ブログアップをはじめさせていただいて、今回は「第2900回」です。2900日、毎日毎日こうして新しく産まれてきた新しい歌が届き、「朝の歌」として味読し学びつつ、わたしにとっては嬉しい朝の修行の時となっています。

先生の今日の歌にもありますように、先生にはすでに「邦書二十冊」ほど刊行されていて広く読まれていて、多くの英語論文も公刊され、ネット上でも幅広く読まれています。

そういうこともあってか、国内外の方々が、このブログを楽しみしておらます。

毎日の歌にもうたわれているように、現在刊行準備中の「英文大著」の誕生が待たれるなか、その「観光準備中」の、このいまの時に詠われる、先生の日々の歌がまた格別ですね。

いまでは「延原神学」「延原哲学」などと呼ばれるようになっていますが、延原先生は、同志社大学神学部の学生時代より、教授方からは、延原さんの思索・省察は「たいへん独創的である」と評されてきました。

いままさに、ますます独創的な省察・思索がすすみ、こうして毎日、日ごとに、新しい産み出しの妙が、詠われ刻まれてゆきます。

ともあれ、ブログ公開「第2900回」おめでとうございます。
ありがとうございます。


    10月6日

         英文大著震へつの歌八首

 一 我邦著ニ十冊ほど出だせるも英文稿ぞ我が世界なり

 二 英文で延原神学書く時ぞ地球の友や眼前にあり

 三 此度我『神学冒険』十三章推敲かさね「原受肉」研ぐ

   (備考:Three Theological Adventures in Process Perspective:Christology, Buddhist-Christian Dialogue, and Divine Ecozoicsなり)

 四 「原受肉」神学史上初めての拙論献ず御前震へつ

 五 基督論/仏基対話/エコゾイクス三大冒険御前にありや

 六 日ノ本に発しつつやも地球のや友垣ありて我が学や成る

 七 今朝ほども〈「我と仏性」こそ我や〉含みてこそや原受肉とぞ

   (備考:これ、第三章註16に書き込みたるも。基督論の最先端なり)

 八 如何なるの困難あるも御神の先往く朝やげにも尊き

 


昨日は神戸も急に冷え込みました。
午前中地下鉄に乗って三宮へ。三宮から東へ徒歩15分ほどで「新生田川」へ。そのすぐ東・葺合警察署の西隣に「賀川記念館」があります。

このたびの宿題――桜美林大学創立百年記念『賀川豊彦著作選集』第3巻「一粒の麦・乳と密の流るる郷」の「解説」を今月20日までにーーの関連図書をお借りするためでした。

昨日は、はじめての電子書籍(「22世紀アート」でただいま絶版中の前著『賀川豊彦の贈りものーいのち輝いて』(創言社、2007年))の校正作業(amazon fire7)を済ませました。

書物はやはり本で読むものと決めていましたが、電子書籍というものも意外と読みやすく、これは新しい発見でした。
この電子書籍は今月中には公開されるそうです。公募されていた表紙デザインも確定して、見栄えもよろしいようで・・・

これは一昨日いただいた「アケッカ」です。
「アケッカ」は鳥取弁でふつうは「アケビ」といいますが、この季節になると高取山に登っても時折みつけることがあります。

むかし田舎にいた時はよく山に出かけて採ってきて、家にしばらく置いて熟させて食べたことがありますが、このたびのアケッカは、いままさに食べごろで、久しぶりに賞味させていただきました。
なかなかの珍味です。

午後の散歩で見上げた秋の空です。

季節外れの「サツキ」が昨日も奇麗に咲いていました。

終りに、猫と花々と夜の散歩と・・・昨夜の十六夜は雲で覆われていて見えませんでした。