延原時行歌集「命輝く」(第2870回)(スズメと猫と花たちと)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2870回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

   9月6日

         タキザワChristologyの歌四首

 一 英文著第二章に入りたり一字一字や打つうち喜悦げに溢れ出づ
   (備考:”Katsumi Takizawa’s Approach toward a World Theology: A Critical Exposition from a Process Perspective,” Union Seminary Quarterly Review, 41/3 & 4 1987, 39-54.なり)

 二 あの時や恩師ご逝去衝撃や悲嘆の内に受けて我書く
   (備考:1984年6月26日悲報熱誠の友よりクレアモントにて国際電話受け聴く。直ちに航空券購入しロサンジェルスより飛び立つ)

 三 知らぬ間にWorld Theologyこそ我がテーマタキザワChristology世界的なり

 四 あの時や日本出てから八年目葬儀福岡講演神戸
   (備考:1984年6月30日福岡の葬儀出席しての後、神戸自立学校にて「滝沢世界神学」の講演に赴きぬ、1984年7月8日なり)





延原先生の「今日の歌」は、いまゆっくりと進む英文大著の第二章の打ち込みのうたですが、神戸六甲の学生青年センターにおける延原先生の公開講演の感動を想い起しました。

昨日は二日間にわたる「第30回賀川豊彦学会神戸大会」を終えて、いつもの日常がもどり、神戸大会でお会いできた方々の幾人かに、御礼のメール便をお送りしたりして、新しく浮かんできた課題に思いを巡らしました。

全国から集ってこられた30名ほどの研究者のみなさんは、わたしよりもみなお若い方々で、大学院で学ぶ頼もしい若者たちも増えており、賀川豊彦学会の未来が大きく開かれていることを感じさせるものでした。

昨夜は独創的な研究報告をされた京大の院生の方から、当日彼の報告に共感をする発言をしたわたしに、わざわざよろこびのメール便をもらいました。

大会でお会いした方々のうち、初めてお会いした方々とは名刺交換をしていて、昨日それを20枚余り、まんじりと見ていると驚くばかりーーくわえて、改めてそのお名前をおひとりおひとりネットで検索して見ると、またまたびっくり・・・。二日間の交流と学びは、多くの余禄を生みそうです。

終りに、昨日の「ぶらり散歩」の写真を数枚収めます。いつものスズメと猫と花たちです。