延原時行歌集「命輝く」(第2853回)(福岡玉名市「生名山シュバイツァー寺」における「古川泰龍師没後17年法要」へ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2853回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    8月20日

           今日の日や快の歌六

 一 “Analogia”打ち直しぞや快調ぞちと小物など購ふも快

 二 イオンのや食器コーナー巡りてやランチプレート探すや楽し

 三 寿司湯飲み見つけたりしやこれや佳しげに嬉しもや大きく丸し

 四 風呂場とや洗面所のや電球や切れし故にぞ探しにけりや

 五 今日の日やフードコートでどれ昼餉きつねうどんや誠よしかな

 六 人生の正真正銘大仕事成るや嬉しやちと小物買ひ
 




上の写真は、昨日朝の新幹線「新神戸駅」ホームから「新生田川」から神戸港を臨む景色です。

昨日は「冤罪の福岡事件の再審運動に捧げた古川泰龍師(熊本玉名市の生名山シュバイツァー寺住職)の没後17年法要」のため、新幹線「のぞみ」で博多へ、そこから九州新幹線で「つばめ」に乗って「新玉名」まで。

古川龍樹師のお迎えを受けて「シュバイツァー寺」へ。古川泰龍師御夫妻とは神戸の大震災の後に一度お訪ねしたことがありましたが、現在は立派な六角堂のある御寺が建ち、高台には「ぬれぎぬ地蔵」をつくる準備が進んでいました。日照りの中を若い方々が整地作業を続けておられました。

お堂には「福岡事件」の再審運動に明け暮れてこられた古川家の皆さんの長い歴史がたどれるように工夫されていました。
(1969年の春に全国行脚の御一行が「番町出合いの家」(6畳一間の我が家)を訪ねていただいたのがお出合いのはじまりでした。)

この日は午後3時より古川龍樹師・愛子師・さゆり師三師に導かれの法要「大いなる命の会」(泰龍師が生前打ち込んでこられたもので「三帰依文・般若心経・歎異抄・念仏。焼香・マタイ6章・雨ニモマケズ憲法九条・マザーテレサの言葉・総廻向)が大本熊本本苑の萩原靖司師と真命山諸宗教対話・霊性交流センター院長のソットコルノラ・フランコ神父も加わり厳かに執り行われました。

法要の後はお食事を囲んで、古川泰龍師を取り上げたNHKの「宗教の時間」などのビデオを観たりしながら、和やかに懇親の時を・・・

古川師は「神戸シュバイツァーの会」の会長だった向井正氏からシュバイツァーの遺髪を託されましたが、お寺の裏山には記念の植樹もおこなわれていました。

最後にその写真と帰路九州新幹線の「筑後船小屋」あたりで見た夕陽を収めて置きます。今回はとんぼ返りでしたが、今度はゆっくりと泊りがけでお訪ねしたいと思っています。

フランコ神父や萩原氏をはじめ、みなさんともお出合い出来て、嬉しい一日でした。