延原時行歌集「命輝く」(第2847回)(トウモロコシとスイカ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2847回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    8月14日

         如何に不思議ぞの歌八首

 一 此度のやホ学会に見へたるやプロセス思想/仏教対話
   (備考:ホ学会=The 11th International Whitehead Conference at University of Azores, Portugal, July 25-28, 2017なり)

 二 我昔AARに始めしや「ホ西」のや比較考察これ今伸びむ
   (備考:AAR=American Academy of Religion(アメリカ宗教学会);「ホ西」=ホワイトヘッドと西田哲学)

 三 米国の若き世代や東西の哲学比較旨と成すとは
   (備考:これ最新の風潮なり)

 四 我やしもこの流れにぞ先鞭を付けし働きなしたるやそも
   (備考:AAR Seminar on “Process Thought, the Nishida School of Buddhist Philosophy in Comparative Perspective”: 1985-1991なり)

 五 此度我基教そのもの受肉超え原受肉にぞ根差す講ずや
   (備考:我が論考“The Proto-factum Immanuel by Takizawa, My New Idea of the Proto-incarnation, and Whitehead's Notion of God As Being 'in’ the World: Within the Context of Divine Ecozoics toward a Theology of the Great Friend”7月26日発表せしや)

 六 然る故「キリスト論」と「仏基論」「エコゾイックス」三つ巴要す
   (備考:この論考終章とせる我が新著『Christology, Buddhist-Christian Dialogue, and Divine Ecozoics: Three Theological Adventures in Process Perspective』と題するなり。ドイツの出版社より出版オファー受けしなり)

 七 これら皆「原受肉」学ありてこそ成り立つ事ぞ新境地なり

 八 生涯の省察正にこの点に窮まらむとは如何に不思議ぞ  
   (備考:7月8日の「七十年か、思索深々の歌十首」に添付し英文目次、参照)
 




昨日のお隣の小学校です。トウモロコシやヘチマなども実っています。(ボクの田舎では、トウモロコシのことを「キミ」と呼んでいます。この春帰天した兄の名前は「公雄」ですが、いつも「キミ」と呼ばれて、ボクは「コマアンチャン」と呼んでいました。一番上の兄貴は「道雄」ですが「大きなアンチャン」と呼んでいましたね。「大きなアンチャンはいま84歳、元気にゴルフを楽しんでいます。)

昨日はチトはりこんで市場でスイカを買ってきました。(いま市場にはスイカやメロン、ブドウやモモなども並んでいますね!)

昨日の写真はこれだけです。昨日はいちにち、延原先生の最新の歌――とくに6月からの「『原受肉』の発見」の喜びと「原受肉学」の展開」――を味読しました。先生の青春時代からの「発見の喜び」の歩みを共にさせて頂きながら・・・