延原時行歌集「命輝く」(第2833回)(姫路:岩田健三郎版画展)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2833回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた歌を収めます。ポルトガル出張があって歌の日付が異なりますが。

   7月25日

           到着翌日の歌八首

一 昨夜にぞPonta Delgadaにぞ到着すタクシー拾ひMatriz直行
   (備考:Ponta Delgada=空港なり。Matriz=ホテルなり。タクシー運転手には米ドル$14,00渡すや破顔一笑。これ我が交渉術なり。全世界何処に往くとも米ドル愛す)

二 成田からSwiss(航空)12時間食事もてなし良しや嬉しや
  (備考:表向きは全日空も、代替機、Swiss(航空)なり)

三 マネジャーやAzores大までマップ指示それ片手にや徒歩や快適

四 かくてぞや出合う人ごと訊きつ往くフレンドリーやボルトガルびと

五 門前でRicardo(大学運転手)にぞ逢いたるや明日7時ピク・アプ頼む

六 先ずは佳し明日の講演9時過ぎぞ山浦氏はや8時過ぎそも
   (備考:山浦雄三氏=上智大学よりこの春博号なり。共に講演約したり)

七 英文稿18頁読むならばとてもじゃないが時間無し

八 出だしだけ読みて後はや説教ぞべらんめえ調英語縦横
   (備考:腹いっぱい空気を吸い込み力ある声でなすこそ講演なるぞ。小声の発表、講演非ず)

    7月30日―2

            驚きぬの歌一首

 一 驚きぬ「死生権利」や急上昇アマゾン神学37位
   (備考:カブ著、拙訳『生きる権利死ぬ権利』東京・日本基督経団出版局、2000年:アマゾン、7・30付、78,475位なり。嬉し.カブ先生にもお報せするべし)





昨日は姫路の「川のほとりの美術館」で開催中の「岩田健三郎版画展」に出掛けてきました。本日でこの特別展は終了します。

表紙の装丁をしていただいた文庫本がこのたび二刷りになって、そのご報告と二刷りの本を持参しました。

丁度岩田さん御一家(岩田さん御夫妻と娘さん御一家総勢6人)お揃いでした。

美味しい珈琲と立派な版画を、そして岩田夫人の陶芸作品などもお土産にいただいて・・・帰路は、姫路駅までわざわざ自動車で送ってもらったり・・・・姫路も暑かったですが、とてもいい一日でした。

今年の版画展では「播州地鶏・百白鶏」などの代表作と最近打ち込んで描いておられる県下のため池のスケッチなど・・・文庫本の表紙を飾っていただいた「賀川豊彦のめがね」も展示されていました。

お孫さんを抱く岩田さんの写真も撮らせて頂いて・・・


終りに、今回いただいた素敵なカップでさっそく我が家の朝食を・・・

版画と最新「へらへら通信」、そして美術館の近くのお寺と・・・