延原時行歌集「命輝く」(第2799回)(神戸地下鉄の乗って「名谷駅」まで・・)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2799回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    6月25日

          本筋や解くの歌十二首

 一 生涯のこの秋にぞや原受肉発見せるや如何に嬉しき
   (備考:傘寿も近ければなり。これにより一大執筆活動のコア与へられたり、感謝)

 二 学問の道や永きと我や知る原事実にや原受肉見る
   (備考:恩師の純粋神人学に我が御友神学続くなり)

 三 而してや原受肉をぞ父に聴き「友よ」と告ぐや御友尊
   (備考:『ヨハネ』15・15、熟読参照。この聖書個所、我に取りては、何度も言ふも、新約聖書の解釈原理なり。父より(原受肉=神の国を)聴きて「友よ」と告ぐる、これ御友のメッセージなれば。一段深きいのち変貌(「神共ロゴス」から「太初」への)を御友告ぐるや「友よ」とは、この箇所の構造/動態なり。今迄この構造/動態への注目やなし。故に新約学まだ真正に「学」たり得ずや。然るが故に、教会講壇からの説教も、いのち変貌の当所を語らず、平面的説明にお茶を濁したるなり)

 四 ここにぞや基教福音御友学成りて「イエスの縛り」刷新

 五 恩師はやイエス縛りを嫌ひてや原事実にぞ向ひにけりや

 六 さりながら基教福音屋台骨これでは持たぬ基督や無し
   (備考:「イエスの縛り」嫌ひたる故に、イエスを徹頭徹尾「原事実に即して」人として見しが、それでは「宇宙的御友」を発見する能はざりき)

 七 我覚る御友神学ホ氏と共:The great companion—the fellow-sufferer who understands
   (備考:PR, 351.)

 八 ホ氏と行く御友神学大道や宇宙的なる基督道ぞ

 九 惜しきかな恩師の道や原事実これ孕みしや原受肉

 十 父よりぞ「御国到来」聴きてこそ御友「友よ」と告知や嬉し
   (備考:原受肉=「御国到来」:『マルコ』1・14−15、熟読参照)

 十一 厳密にロゴス神学尋ぬれば「神共ロゴス」「太初」に受肉
   (備考:これ我の今では有名なる「第二項第一項に内在原受肉」の教説なり)

 十二 我恩師「インマヌエルの原事実」呼びし真理の本筋や解く





昨日は、ちょっとした用事があって、神戸地下鉄に乗って「名谷駅」まで・・・

昼食を頂いて、買い物もしたりして・・・

この度、おもいがけないことから、鳴門市の田淵豊さんから、香川県小豆郡豊島を訪ねる企画が持ち上がり、それに参加させていただくことになり、昨日は、これまでブログにUPしてきた「豊島」関連の個所を探し出して、それをコピーして、豊島へのお土産にしようと思い立ち、その作業にぼちぼち取り掛かりました。

「豊島」(てしま)は、賀川豊彦が戦時1938(昭和13)年以来、豊島の「神子ケ浜」に結核患者の保養農園をつくり、立体農業の実験場にも整えるべく夢を膨らませた場所で、昭和15年8月25日、東京松沢教会で「エレミヤ哀歌に学ぶ」と題する説教を終えると同時に、反戦運動の嫌疑で渋谷憲兵隊に検束され、9月13日まで留置、10月から「隠遁」して著述活動に専念したあしょとしても、広く知られているところです。昭和15年10月4日付けで「瀬戸内海豊島にて」の「序」のある「日本協同組合保険論」(有光社)を仕上げています。

またこの豊島は、藤崎盛一さんが「豊島農民福音学校」を続けた場所でも知られています。私の高校生の時、わが故郷「関金町」にも来られて、いちどだけお話をお聴きしたことのある御方です。いま豊島では、御子息の藤崎盛清さん受け継いでおられ、「豊島農民福音学校・土曜クラス」なども開校しておられるようです。

NHKのテレビでたまたま目にした「豊島に残る豊かな食卓<豊島農民福音学校>」を見たことも、大きな刺激となりました。


終りに、昨日夕食の後のぶらり散歩で撮った「ナツメ」の樹(今年もいつもの場所でたっぷりと実をつけています。楽しみですね!)と「くちなしの花」です。