延原時行歌集「命輝く」(第2784回)(長田公民館など)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2784回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    6月10日

         平安ありて平和なるの歌十首

 一 人類が広島長崎繰り返すなどといふ事恐るべき事

 二 核投下絶対的の基教主義主導してこそ可能なりしや
   (備考:ここに米国基教一度死にたりと我覚す)

 三 絶対と言ふ意味や何殺害の無慈悲誠や宗教命ず

 四 一度これ見たる人類欧米のコア矛盾にぞ一驚せるや

 五 今我らロンドンテロに見しものや欧米空爆便衣反撃
   (備考:【ロンドン共同】ロンドン中心部のロンドン橋で3日午後(日本時間4日午後6時)すぎ、車が次々と通行人をはねた後、車を降りた男らが近くの食材市場「パラマーケット」で客らを刃物で刺した。7人が死亡。48人が病院に搬送され、警察は容疑者の男3人を射殺。メイ首相は4日、イスラム過激思想に感化された者によるテロとの見方を示し、8日に迫った下院総選挙は予定通り実施されると述べた。『新潟日報』6月5日付)

 六 それだけに広島長崎堪へし事「平安ありて平和なる」わざ

 七 オバマ氏や平安ありて平和なる人類(ひと)コア矛盾懺悔友抱く
   (備考:ここに米国基教の再生やあり)

 八 ここにぞや四類型や出でにけり核投下テロ忍耐懺悔

 九 人類(ひと)文明あと百年も持つものや忍耐懺悔あるや否やぞ
   (備考:道義的文明如何問はるや)

 十 創作用そも究極事性(さが)なすや無自性なるに大悲事(じ)に寄す
   (備考:さらにや形而上学修すべきぞや)





昨夜の満月、ストロベリームーンです。夕食後のぶらり散歩で・・・

夕刻、新湊川の一羽のさぎが・・・


昨日午前中、ぶらり散歩の途中で、地元の長田公民館に立ち寄って、副館長さんと話し込んできました。

先日のブログで、地元の写真家をお訪ねしたことを記しましたが、先年(2012年)神戸市立海洋博物館で開催された松本岩男写真展「昭和の神戸港写真展―艀(はしけ)の詩が聞こえる」のことが、いまもネット上で公開されていることを昨日見つけました。

「艀の風景・消えた水上生活者たち―神戸港の賑わいを底辺で支えた人たちの記録」が数枚の写真と共に、目に留まりました。(「松本岩男」で検索すれば出てきます)

そこには、松本さんの元気な写真の入ったインタビュー記事ーー「生活感があって、いい時代でした。もっとたくさん撮っておかばよかった」ーーもありました。早速このネット記事を印刷して、公民館の皆さんにお伝えしておこうと思ったのでした。

そして公民館一階の図書コーナーには、以前現役の時刊行してきた部落問題関係のたくさんの出版物もそろえて頂いており、拙著までもおかれていますので、この度の新刊(文庫本)も、ここに寄贈させていただいたりして・・・。

この地域の住環境の整備に伴って、体育館を備えた立派な公民館が建設されていますが、むかし私たちがこの町の住民となった1968年のころは、木造の小さな公民館があって、地元の母親たちの求めに応えて、ゴム工場で働いた後に「夜間の識字学校」をこの公民館でやっていたときのお話から、1970年代になって公民館建設の仮設時代にも社会教育課の嘱託職員として数年間働かせてもらったお話しや、この地域の自治会づくりや「まちづくり」のあれこれを「おしゃべり」したりして・・・あらためていま、この半世紀あまりの間の「まちとひとのあゆみ」を記録に残しておく仕事が残されていることを知らされました。