延原時行歌集「命輝く」(第2777回)(ぶらり散歩―サボテンの花)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2777回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    6月3日

         いのち変貌第二相の歌十首

 一 原受肉なかりしならば御友汲むミニストリーの源泉やなし

 二 源泉やありて父より聴きてこそ「友よ」と告ぐる御友道冴ゆ

 三 原事実もしも単にぞ偶有や如何でわれらと価値創造す

 四 原事実原受肉孕みてや「神共」意思を未来に伝ふ
   (備考:西田も書きし、「絶対自由の意思が翻つて己自身を見た時、そこに無限なる世界の創造的発展がる。」全集第二巻『自覚における直観と反省』、287頁。今我直覚す:西田の「絶対自由の意思」と言ふもの、「神と共なるロゴス(pros ton theon)」(『ヨハネ』1・1・第二項)ならむ。而して、「翻つて己自身を見た」とは、「太初のロゴス」(同第一項)の事なるべし。この言辞や、第二項のロゴスと第一項のロゴスの「三位一体の神性」内部の霊妙なる対自的関係を示すなり。西田の言ふや、第二項「神共」が第一項「太初の原事実」を翻って見た時、そこに「創造作用」ありとの見地なり。我が見地では、その消息父より聴きて、「友よ」と呼び掛け「仲介なしに」父に運び給ふ御方「御友」なり。これ我が御友神学の核心なり。御友我が信仰よりも直接に我を御父御許(=未来)に運び給へるなり。この消息を我「大乗基督教」とは呼称するなり)

 五 これぞこそ御友神学発動ぞいのち変貌第二相げに

 六 かくてこそ《原事実のや「新現在」産み出し》こそや哲学原理

 七 「神共」や「原事実」へと溢るるを御友汲みてやともあらはれへ
   (備考:ホ氏も言へり:”In the Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transumutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])

 八 太初のや礎にぞや泉湧くDivine Ecozoicsここに発動
   (備考:Divine Ecozoics=神のエコロジー活動.。拙英文稿:“Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics,” Open Theology, 2015; 1: 494-512.にて始めた明らかにせる学術概念なり。地球的学術界にて有名になりたり、嬉しも。Divine Ecozoicsとは、実在の働きにて、トランプ氏がパリ協定を離脱するも、無意味になる如き地球政治の約束事に非ず)

 九 この頃や妙に嬉しく思はるる原受肉ぞやDivine Ecozoics

 十 何故かぞやDivine Ecozoics原受肉はたらきにてやありと響くも






上は昨日夕食の後「ぶらり散歩」で見上げた半月とサボテン、そしてアジサイです。

二日間家を留守にしていて、いつもの「ぶらり散歩」ができず、このところ一気に咲き始めたサボテンたちの様子が気にかかっていました。

朝咲いて夕べには閉じる一日だけの奇麗な花で、しっかりと目に焼き付けておきたい特別の花です。

次の数枚は、昨日朝の散歩で撮ったサボテンたちです。

このところ空の雲は真夏を思わせます。ベランダから瀬戸内の船を遠望してみたりして・・・・

私たちの花壇もますます元気です!

終りに、スズメと猫とビワなど・・・・