延原時行歌集「命輝く」(第2725回)(サクラと鉄人と)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2725回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    4月10日

           一書贈る春の歌十首

 一 『平安』を友に贈るや宛名書き喜びいよよ溢れける我
   (備考:『平安ありて平和なる』献本楽しや)

 二 我妻も共に喜び溢れ来て天地和むや春暖かし

 三 我詠ふ「平安ありて平和なる」この主題げに響きてぞあり
   (備考:時代の誤謬や「軍略ありて平和なる」の偽主題にあるなり。これ、北も米も露もなり。現代は主題闡明の時代なり。偽主題を持して文明あと百年持つことなし!)

 四 主題のやありて響くやいと楽し「平安ありて平和なる」日々

 五 ふと見上ぐ我が家の庭に梅の花ゆたかに咲ける誠見事に

 六 本作る父さんやって言ひし妻献本げにも楽しとや見ゆ

 七 何もかも美味なるやとぞ感ぜらる今日この頃や献本ゆえか

 八 ことにぞや先達拙著誉めたまふ東西亘る信仰稀書と
   (備考:西村恵信先生の御葉書三月三十日付誠嬉しや。これ程の誉め言葉絶えて経験せし事ぞなし。今一度味読せむ:「昨日、ご近著『平安ありて平和なる』を拝受いたしました。益々信仰心を深め、その詩的表現を磨き上げられていくプロセスに敬服させられるばかりです。本書の如き延原先生でなくてはあり得ない東西に亘る現代の信仰告白であり類書の追随を許すことはあり得ぬ稀書と信じます。奥様の微笑が見えるようです。小生も多くの著書を書きましたが、もう往年の気迫がありません。お礼までに。」如何なる大悲のお言葉ぞ!)

 九 仏基のぞ差異を越えてや核時代越えんとなすや我ら信一(しんいつ)

 十 平安やありて平和のなるや幸げに創作用大悲事(じ)に寄す






昨日は午後、自転車に乗って新長田勤労センター大ホールでの「集い」にちょっと顔を出して・・・本日の写真は、その行き帰りのものです。まだまだ、今年の桜も満喫できます。

昨日は立命館大学金丸裕一先生から、ご書簡を添えて玉稿抜き刷り三つ御寄贈頂き、じっくりと読みふけりました。「賀川豊彦関係中国語文献目録(初校)」(『立命館経済学』2016年8月)、「賀川豊彦の中国」(『キリスト教文化』2016年春)、「中国における賀川豊彦評価をめぐって―1920年から1949年の事例研究」(『立命館経済学』1017年3月)。

金丸先生は1962年生まれだそうですので1940年生まれの私とは大分お若い方ですが「中国政治経済史・日中関係史」がご専門だそうです。温泉好きで「三朝温泉」もお好みとか・・・「日本基督教団西宮教会会員」でもあるそうで・・・。本日は文庫本を添えて御論文の感想を認めて御礼の返信をさせて頂く予定です。こうして新しい知見に出会えることは有難き幸せです。

ここ一週間余り若者の来客があって愉快な日々を過ごしましたが、本日より日常が戻ってきます。