延原時行歌集「命輝く」(第2710回)(サクラとモクレン、コブシとウメ・・)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2710回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月26日

           命不思議の歌十首

 一 我にとり物書くといふ事や何御神激励言ふほかぞなき
 二 物書くや初めに感動御友風そもなくばぞや心動かず
 三 書くほどは風が持て来る我が書かな己が書と見る愚者なる莫れ
 四 この書にや心奪はることはぞや次の書かけぬことと心す
 五 ホ氏の言ふ初期志向とや何なるか御神激励命不思議ぞ
   (備考:ホ氏の言ふ神の原初的本性の与ふる「イニシアル・エイムズ」《initial aims given by the Primordial Nature of God》とは、激励なり。この激励なくば、創造進化あるなし。我が著述もあるなし。教育あるなし。家庭愛情あるなし)
 六 今日の日や我激励す卒業生「希望を胸に踏み出せ一歩」
   (備考:敬和学園大学第23回卒業式、2017年3月24日聖籠町町民会館にて行はる。我名誉教授として来賓理事たちと登壇、卒業生たちを祝福、激励したり。嬉し。教育とは、一語で以てすれば、「激励」なり)
 七 教育や激励他に何あらむ名誉教授や檀上叱咤
 八 一書をば上梓なしてやなす事も激励胸に謹呈の為
 九 激励や命不思議ぞ神与ふこれ無くば無し命灯(いのちともしび)
 十 この社会激励なくば命なしかくなる故に我一書書く
 



昨日午前のぶらり散歩では、満開のアンズの樹の前でカメラを向けていたところに、二人の若い女性が近づいてきて、同じようにアンズの花をカメラに収めて・・・

彼女たちは外国の女性で、アンズの花はたいへん珍しそうで、お互いにたどたどしいことばで、「アンズにも立派な実がなるのです」とか、いろいろと説明をするのですが、はたしてどれだけうまく伝わりましたかどうか・・・

上は、満開のモクレンとサクラの蕾です。

昨年の秋からずっとここのサクラの樹には季節外れの花が咲き続けて、ずっと途切れることなくこのブログに記録してきましたが、いまサクラの咲く季節を迎えて、このサクラはどうなるのか?と思ってきました。

春には咲かないのではないかと案じていましたが、しかし何の変化もなく、こうして立派な花をつけています。サクラの花は、パッと咲いてパッと散る、というのは、この樹にかぎっては、あてはまらないようです。

コブシの樹にヒヨドリがとまって・・・樹の下には、ムクドリが一羽・・・

午後のぶらり散歩は、ふたたび長田神社近くまで足を延ばして・・・新湊川のしだれ柳の緑の新芽が美しく・・・・

最後に、散歩から戻って、エレベータ前で、ヒヨドリとスズメたちが一切れのパンくずを奪い合っているところをみて、一枚パチリ・・・やはりヒヨドリがくわえて飛び立っていきました。