延原時行歌集「命輝く」(第2703回)(アンズとこぶしと)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2703回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月19日

          何かしら浮き浮きの歌十首

 一 何かしら浮き浮きせるや今日の我淳久堂にて新著書参ぞ
 二 書参とは我妻の書や「復活」を墓参なすこと込めたるやこそ
   (備考:新著『平安ありて平和なる――ホワイトヘッドの平和論、西田哲学、わが短歌神学日記』(2017年2月刊)を、『復活の省察[上巻]―妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』(2014年10月刊)、『宇宙時代の良寛――エコ神学者トマス・ベリーと共に』(2013年6月刊)、『宇宙時代の良寛・再説――ホワイトヘッド風神学と共に』(2014年2月刊)、前著『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』(2016年3月刊)と共に書参したるなり。全巻一階の郷土コーナーと地階の人文良寛コーナーとに、両所とも新著は八冊ずつ前著は数冊ずつ、『復活』は一階に二冊、多著は両所とも一冊ずつ、展示されたるなり。有難し)
 三 この度や前著の補遺を上梓せり「平安ありて平和なる」佳し
 四 補遺のぞや仕掛け記せる日報の「郷土の本」欄可笑しかりけり
   (備考:『新潟日報』3月5日付「郷土の本」欄に以下の記述あり:▼延原時行著「平安ありて平和なる」/ 敬和学園大学名誉教授で、比較宗教学が専門の著者/ ホワイトヘッドの平和論と西田哲学論を踏まえ、世界の和解と対立の構造を考察した。/ 本書は、仏教とキリスト教の宗教間対話を主眼とした近著「良寛『風の歌』にちなんで」への詩的かつ哲学的「補遺」という。(考古堂書店・2700円)=随時掲載=)
 五 それ故か前著に興味出でしとや眺めて楽し揃い踏みげに
 六 面白きことにや拙著新ジャンル「平安ありて平和なる」告ぐ
   (備考:アマゾン新欄「平和神学」筆頭にて新ジャンル代表か。図らずも本書、「平安ありて平和なる」を新ジャンル「平和神学」の本質規定として標榜したるなり)
 七 旧来の平和思想や押しなべて「軍略ありて平和なる」如
   (備考:一例として以下の記述参考なり:「トランプ政権の外交政策については、その根幹がホワイトハウス(大統領府)の公式サイトにアップされている。一言でまとめるなら「力による平和(の実現)である(Peace through strength will be at the center of that foreign policy.)」。潮匡人「トランプ報道の『嘘八百』」Voice、2017年4月号、91頁、参照)
 八 ホ氏や言ふ「青春+悲劇」平安ぞ生死一体悟りなりけり
 九 平安や標語に非ず御友共往くや御神御前やげにも
 十 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底や飛翔す
   (備考:復唱)




「アンズ」と「こぶし」も日に日に蕾が膨らんできました。

待望の春の甲子園、今日から始まります。今年も甲子園へ出かけてきます。

本日の延原先生の歌に詠われているように先生の新著『平安ありて平和なる』(考古堂)は、先月刊行されていまたいへん好調のようですが、拙著文庫本『賀川豊彦明治学院関西学院同志社』(文芸社)は4月刊行でネット予約の案内が出始めているようです。

昨日はたまたま検索してみると<発売開始前 - 検索結果 本・コミック : オンライン書店e-hon おすすめコメント<賀川豊彦の贈り物――それは21世紀を見据えて受け継ぐべき宝庫――本書は明治学院関西学院同志社をめぐる賀川の影響、活動、研究を裏付けた秀逸な歴史書でもある。キリスト教の教えを学生達に熱心に語り、一方では研究者として緻密な論文執筆にも力を入れた足跡は現在まであまり知られてはいなかった。しかしどうであろう、本書を読むだけで時代のセンスが光っているではないか。>などとでてきてビックリ。上位のところにランクされています。さてはて・・・。

昨日は「賀川豊彦・松沢資料館」より連絡を頂いて記念館のショップでも扱ってくださるとか・・・。

昨日のぶらり散歩では、徒歩15分ほどのところにあるスーパーの花屋さんの写真を含めて、ほんのわずかです。

スーパーの帰りに素敵な「市民花壇」に出会いました。