延原時行歌集「命輝く」(第2702回)(わが街ぶらり散歩ー新湊川と金楽寺)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2702回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月18日

          御許に往かばの歌七首

 一 我や知る命転回この天地御許に往かば永久のたのしみ
 二 御友のや御運び乗りて御(おん)神と共や尽きせぬ宇宙場に往く
 三 その時や地上の学び皆献じ新たなるわざ鋭意務めむ
   (備考:新たなるわざ=「わが羊を飼へ」なり。『ヨハネ』21・15-17、熟読参照)
 四 それ思ひ英文拙著孜々として完成期するいかにたのしき
   (備考:そのあとに陸続とや。邦書や、『御友神学三変貌の考察――良寛ドストエフスキーホワイトヘッド形而上学、わが短歌神学日記Ⅱ』、『カール・バルトと滝沢哲学の<あいだ>――祈祷論、キリスト論、アンセルムス論を背景に「原受肉」の提言』、『哲学の喜び――チェンジの時代に、根底を省察する滝沢語録を読む。』など)
 五 人生くる天父に土産作るぞやこれ成りてこそ飛翔一気に
 六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 七 我妻も切れ目なき笑み無類のぞ土産天父に捧げ活きたり
  



昨日も暖かな日和でした。お昼ご飯を済ませてから、我が町の山側ーー新湊川の散歩道と浄土真宗本願寺派の「金楽寺」の境内――に出掛けました。

枝垂れ柳も新芽がふいてきて緑がかってきました。川にはコサギが一羽、小魚をパクリパクリ・・・・

わが街の真ん中に「金楽寺」があります。むかしはここがコミュニティーセンターの役割を担っていて、老人医療費の無料化の集会場所になったり、老人会のつどいにはこの本堂でなにやらお話をさせていただいたりして・・・・。ここで葬儀もたびたび執り行われましたが、いまは葬儀社のホールに移っています。美しい境内で、鳥たちや花々をながめながら、静かに過ごすのもいいですね。