延原時行歌集「命輝く」(第2700回)(サクラ・モクレン・アカシア・コブシ・ジンチョウゲ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2700回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月16日

            我が世界観の歌十首

 一 世界観あるべきとすやこの世をば神住み給ふ場と心得よ
   (備考:かく言ふも、「世は神のからだなり」(Sallie McFague)と言ふよりも深し。世を前提として一切を考ヘるに非ず。世の前提としての「内住の神」「原受肉」を前提として考えるなり。しかも、「原受肉」は、「ロゴス神と共なりき(pros ton theon)」のイマヌエルを前提にして、何処までもその内住局面として、西田の言ふ「内在的超越」として考へるなり。しかも、世に「ロゴスと共なる神」は徹頭徹尾、ホ氏の言ふように、「前」(”before”)に非ずして「共」(”with”)なりと考へるなり)
 二 愛はぞや収斂しかつ拡大す神原初的帰結的性(さが)
 三 御子深み内住せるも底の底一切担ひ飛翔父へと
 四 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 五 いや果てに世界底より飛翔せば底より父へ無限空間
   (備考:これ「ロゴス神と共なりき(pros ton theon)」(『ヨハネ』1・1・第二項)の飛翔局面開示なり)
 六 かく見れば世界観はやいや果てに無限空間一切包摂
   (備考:一切包摂とは、世界観をもなり)
 七 ここにぞや社会運動基教ぞや飛翔教へと脱皮すべしぞ
   (備考:しからざれば基督教生命失ふなり。今日の如く、基教復活永生不信のままならば、畢竟、社会運動教どまりにして、永久の命なし)
 八 此処にぞや基督教の危機ぞある地に栄へてや永久に滅ぶや
 九 かくてホ氏「平安ありて平和なる」逆説真理残しにけりや
 十 良寛の辞世ぞこれぞ「散る紅葉」弥陀みくにへの欣求尊し





空気はまだ冷たいものの、随分と春めいてきました。上の写真は、つぼみが膨らんできた「杏子」と「木蓮」です。

昨夜はある法人の大事な会議でテレビの野球観戦ができませんでしたが、愈々世界一を目指して快進撃です。

例の新著のことですが、昨日は日野原重明先生から「120ページ日野原善輔に触れていただき、懐かしく拝読いたしました。」などと自筆のお葉書が届きました。106歳の現役の名医である日野原先生は、先日の朝日新聞でも「賀川豊彦さんの偉業を思い返して」というエッセイを寄稿しておられて、盛岡にいる知り合いからコピーをいただいたばかりでした。嬉しい嬉しいお葉書です。

本日の写真も、ねこたちと鳥たち、そして春を告げる花々です。