延原時行歌集「命輝く」(第2686回)(拙著文庫本『賀川豊彦と明治学院 関西学院 同志社』届く)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2686回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月2日

           妻箴言傑作の歌七首

 一 一度はや我が著作にぞ感嘆も妻箴言に精進見事
 二 やがて妻カンファレンスをせがみてや夜を徹して我と苦吟す
   (備考:新潟県立リウマチセンターかくて延原信子英文箴言作りの道場となりぬ。2011年2月4日〜6月13日二十三条作れり。続きて豊浦病院に転院6月13日〜10月5日八条作成、合計三十条完成せり)
 三 これら日々御友共にて御父にぞ思ひ出献ぐげにも嬉しや
 四 傑作や第七条ぞ哲学詩我が看病心甚くくすぐる:
    I am living in the secular world. And yet I am blessed by the sacred world. Is this strange? No, not at all. It is quite normal in Japan because Japanese society is very much influenced by Buddhism [Buddhist wisdom: samsara is nirvana]. 「私は世俗世界に生きています。しかも、私は神聖世界によって祝福されています。これは奇妙な事でしょうか。いいえ、全くそうではありません。この事は日本では全く正常な事です。何故ならば、日本社会は仏教[仏教的智慧:輪廻即涅槃]によって非常に影響を蒙っているからです。」
   (備考:延原信子英文箴言第七条、拙著『復活の省察[上巻]―-妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂書店、2014年10月刊、64頁、参照)
 五 父さんは哲学の人なれば我哲学詩書き看病謝せむ
 六 ノーちゃんよこれ傑作ぞ驚きぬ看病疲れ跡形もなし
 七 我妻がポータブルトイレ腰掛けて傑作英文読むや麗し




今朝は雨です。荒れ模様のようです。

上の写真は、昨日の美しい日暮れの景色です。

ところで、昨日夜には拙著文庫本『賀川豊彦明治学院 関西学院 同志社』が手元に届きました。表紙帯の色合いが希望のものと違っていますので、万一再販の場合は希望通りに変更してもらうつもりですが、はじめての文庫本の完成のよろこびは特別のものがあります。ゆっくりと知友へお贈りします。

昨日の写真は、いつものように「猫たちと鳥たち」です。