延原時行歌集「命輝く」(第2668回)(賀川記念館「100年シンポジウム」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2668回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
先生の「インマヌエルの原受肉」の大発見!より見極めた最新の「滝沢批判」と「ホワイトヘッド理解」の歌です。

    1月12日
           新想出でての歌十首

 一 このところ新想出でて誘(いざな)ふや「インマヌエルの原受肉」なり
 二 その含意「インマヌエルの原事実」何故「神共」(pros ton theon:『ヨハネ』1・1.第二項)ぞ含まぬかやと
 三 太初のやロゴス(『ヨハネ』1・1・第一項)滝沢言ふ如く徹頭徹尾偶有事実
 四 偶有の原事実にて在る限りそこに「神共」含意なし
   (備考:そこと言ふや、原事実の表面になり)
 五 我覚る「原事実」にや「神共」ぞ原受肉せりイマヌエルなり
   (備考:原受肉とは、内奥になり。恩師原事実どまりにて、その内奥に往く事恐れたり。恩師曰く「インマヌエルの原事実にまったく単純に規定されて、彼自身の身は深い低みに置かれており、そこに与えられた聖なる限界の背後に歩み出てさらに深く下降することはできないし、またしようともしないのである。」『純粋神人論序説』274頁、熟読参照)
 六 かくて我「インマヌエルの原受肉」「原事実」のぞ内実と知る
 七 今ではやこの内実の神秘こそ「神原初のや本性」(the Primordial Nature of God)と知る
   (備考:「原受肉」なる概念を得て我、ヨハネのロゴス神学の第二項の立場より発して第一項の内奥に往く見地を得たり。これ大発見なり。ホ氏の有機体の哲学の範疇にてや、これ、かの有名なる一節”he (i.e., the Primordial Nature of God) is not before, but with all creation.” [PR. 343]の真実に徹する事と相成りたり
 八 ホ氏や問ふ神創造界より「前」か否何処までも「共」なるよげに
   (備考:”…he is not before all creation, but with all creation.” [PR. 343])
 九 それもぞや「潜勢態の絶対富」無限知的に覚するやこそ
   (備考:”Viewed as primordial, he is the unlimited conceptual realization of the absolute wealth of potentiality.” [PR, 343])この一節ホ氏の有機体の哲学中、ヨハネのロゴス神学の第二項の位相に該当す。味わうべきなり)
 十 我覚る神偶有に先行かずむしろ「共」なりイマヌエルなり
   (備考:但し、偶有の表面ならず、その内奥内実において「共に」ますなり。故に「インマヌエル」なり。ここに我、ヨハネはそれと言はぬが、第二項の「神と共なる」ロゴス、第一項「太初のロゴス」の内奥に《原受肉》なす構造・動態を有するなり。私見によれば、イエスが「隠れたるに見給う父」(『マタイ』6・6)と言ふ時、「神と共にいますロゴス」「ロゴスと共にいます父」の「太初のロゴス」における《原受肉》を意味するなり。これ我が大発見なり。要するに、かかる事でなければ、イエス受肉者としてのミニストリーの全体は成り立たざるなり。受肉者《原受肉》を前提になすなり。受肉者が唐突に出現する異様な事態を異様として批判なしたるが、滝沢のバルト神学の批判の意味なり。そこまでは正当なり。然れども、両者とも受肉者《原受肉》ありての存在なること注視せず。滝沢は、バルトの「啓示実証主義」《Offenbarungspositivismus》 (ボンヘッファーのバルト批判)を批判する点までは正当なりといえども、その論拠なる「インマヌエルの原事実」の思想、原事実の表面しか述べず、原事実の内実に立脚せざる点、正鵠を射るに至らず。これ今次《原受肉》の提言に於いて我の覚りし点なり)、
  




上は、昨夜9時過ぎ、地下鉄を下りて、ぶらぶらと帰宅の途中に見上げた「煌々と輝く満月」です。

下は、今朝6時過ぎの西に沈む満月と7時前、東に太陽の昇るときの満月です。

次の写真は、昨日午前中の市場への「ぶらり散歩」でのものです。

またまた「スズメたち」に出会いました。

一羽のスズメのところに、一羽のオスのスズメがやってきました。

そこにさらに二羽のスズメが寄ってきて・・・・オスのスズメは・・・

広場ではまた一羽の「ツグミ」が・・・そしてヒヨドリも・・・

広場に残る雪と氷と・・・

昨日の午後は地下鉄に乗って三宮へ・・・「ぶらり散歩」をしながら「賀川記念館」へ・・・

昨日は賀川記念館の4階で開催された「コア100賀川」の「100年シンポジウム」−−「明日・10年後・100年先を考えて・・」(川崎重工理事・井上健司さんの「持続可能な社会に向けたエネルギーを考える:水素の提案」、神戸工専准教授・高田和紀さんの「明日、10年後、100年後、1000年後のための”Development"を考える」、兵庫県漁連専務理事・突々淳さんの「瀬戸内海の水から考える」。コープこうべ理事長の山口一史さんのコーディネーターで、満杯の会場で4時間あまり・・・。大成功の集いのあとに上記の皆さんを含めた7人で、ぶらりぶらり春日の道商店街の馴染みの焼き鳥屋さんへ・・・愉快な出会いと語らいのときでした。

焼き鳥屋さんで散会・・・。