延原時行歌集「命輝く」(第2664回)(住宅花壇のことで長田区役所のまちづくり課へ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2664回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた晴朗讃美の「今日の歌」を収めます。

    1月8日

           心晴ればれの歌八首

 一 七月の国際学会草案や送りし故に心晴ればれ
   (備考:第11回国際ホワイトヘッド学会ポルトガルにてなり。我”The Proto-factum Immanuel by Takizawa, My New Idea of the Proto-incarnation, and Whitehead’s Notion of God’s Being ‘in’ the World: Within the Context of Divine Ecozoics toward a Theology of the Great Friend”なるアブストラクト書き送れり)
 二 生涯の際に臨みて最高に仕合わせ謝する妻やいとしや
 三 汝絶後口丸めてや笑み増すに心晴ればれ天父往く見ゆ
 四 思ひ出をなべて御友や天父にぞ運び給ふに喜びてこそ
 五 我妻の心晴ればれ往く様を見し以来ぞや本作り来ぬ
   (備考:①『復活の省察[上巻]―妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂書店、2014年10月刊;②『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』新潟・考古堂書店、2016年3月刊;③『平安ありて平和なる――ホワイトヘッドの平和論、西田哲学、わが短歌神学日記』新潟・考古堂書店、2017年、なり)
 六 誰か知る此度の新著平安やありて平和のなる調べ元
 七 われ妻の心晴ればれ見し故に被爆人方平安信ず
   (備考:なあ、ノーちゃん。そう、父さん、嬉しい嬉しい)
 八 我妻の切れ目なき笑み見し以来永久の命につながるる我




昨日は「ぶらり散歩」を兼ねて近くの「長田区役所」3階の「まちづくり課」に出向きました。神戸市内の各市民花壇には年間15000円の助成金があり、毎年この季節になると領収書を添付した申請書を提出します。

区役所にはいろいろとお世話になっていますが、22年前の震災の日の前日には、ここの会議室をお借りして仕事場の研究所の新年特別研究会を開き、夕刻には「八仙閣」で祝宴・・翌朝の大地震で「八仙閣」は全壊になってしまいました。・・・震災の初日から、この区役所のひろばで市役所の職員の方々がパンなどを配給していただきました。ここに来るといつも、あの日のことを思い起こします。震災の初日は野宿をして、二日目はどこか避難場所はないかと、この区役所にも足を運び、ここも満杯で二日目も野宿をして・・・・あれこれと、あの日のことがよみがえってきます。

昨日の「ぶらり散歩」はこの後「市場」での買い物も済ませて、午後の散歩はなし。ですから寫眞も昨日は、区役所の帰り道で撮ったもの数枚だけです。