延原時行歌集「命輝く」(第2640回)(神戸・長田の下町にも初雪)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
越後の深い雪の中、新しい「発見の喜び」の歌が続きます。歌と共に英文作品をもって深い交流が広がっています。
1月15日
原受肉心震えぬの歌二十三首
一 初めてや「インマヌエルの原受肉」言ひし時我心震えぬ
二 事はぞや「神と共なるロゴス」のや「太初のロゴス」への内在ぞ
(備考:「神と共なるロゴス」『ヨハネ』1・1・第二項』に、「太初のロゴス」同第二項に、あり)
三 少なくも是なくばぞや恩師のや原事実にぞ「イマヌエル」無し
(備考:原事実に在るは、存在の偶有性のみなり)
四 原事実そのニュアンスや実存のそも根底ぞ含意さるるや
五 然れどもこれ哲学論他ならずインマヌエルのぞ神意あるなし
六 かかる事「インマヌエルの原事実」初めて聴きし時以来あり
七 あたかもや恩師言ふその偶有ぞインマヌエルの神意撥無す
八 されど我「インマヌエルの原受肉」想到したる神意界内
九 御神の成し給ふ事そのままに想到せしの喜悦ありたり
十 この喜悦イエス自ら「神の国」発語やさるる聴くに感ずや
十一 「神の国」インマヌエルの神意界今や世界に受肉の含意
十二 我思ふホ氏生涯の際にぞや”God is in the world.” 発語せし時
(備考:See Dialogues of ANW, 366)
十三 これこそや原受肉をや含意すやそれ在りてこそ幼子や笑む
十四 安らかに幼子眠る天使告ぐ「与えられたるしるしやこれぞ」
(備考:『ルカ』2・12-14、熟読参照)
十五 即ちや原受肉のや「しるし」なる御子イエスとは御友事なり
十六 御友事父よりなべて聴きてぞや「友よ」と告ぐる御子ここにます
十七 イマヌエル神と共なるロゴスあり原受肉あり御友いますや
(備考:これイマヌエル原初、原受肉、御友神学の三態なり)
十八 これ我や「共」/(と)「友」のぞイマヌエル比例中項名付く学なり
十九 イマヌエル原受肉のぞ在りてこそ御友神学開花麗し
二十 恩師のやインマヌエルの原事実偶有脱し華やがむとす
二十一 御父よ我が原栄(もとさかえ)願はくば華やがしめよ御友欣求す
(備考:『ヨハネ』17・5、熟読参照)
二十二 華やぎはインマヌエルの原受肉御友によりて「ともあらはれ」へ
(備考:ホ氏も言へり:”In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295] )
二十三 我や知る我言ふ「神のエコゾイクス」原受肉生み御友活躍
(備考:「神のエコゾイクス」=神のエコ(空)至誠必ずゾエー(命)世界中に喚起す、との理法。これ我がエコロジー神学の鉄則なり。See my article “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics, “ Open Theology 2015; 1: 494-511.)
ナントナント、神戸・長田の下町にも初雪が積もりました! 上の写真は、ベランダに出て撮ったもので、月も煌々と・・・。
くわえて、下の中庭まで降りて、そして「さんさん花壇」にも・・・
お隣の御夫妻は、いつものとおり会下山公園までお散歩から戻ってこられて、御挨拶をして・・・・
11階から「高取山」と日の出を撮りました。
昨日は、文庫本の最終校正を無事終了して、出版社へ奔走しました。あとは出来上がりを待つだけです。
終りに、昨日の夕陽を収めます。一日中、神戸は強風が続きました。