延原時行歌集「命輝く」(第2630回)(正月サクラ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2630回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

正月五日目、本日の「朝の歌」です。静かに熟読・味読。

    1月5日

       イマヌエル比例中項恵み数学の歌十六首

 一 何受肉せしと考へ見ればぞや「神共にますロゴス」正にぞ
   (備考:『ヨハネ』1・1・第二項)
 二 同時にや「太初のロゴス」原受肉インマヌエルの原事実なす
   (備考:『ヨハネ』1・1・第一項)
 三 神と「共」ロゴス太初を基点とし「友よ」と叫ぶ受肉の極み
   (備考:『ヨハネ』15・15、熟読参照)
 四 かくてぞや父から聴きしすべてをば太初潜りて「友よ」とぞ告ぐ
 五 これ正にインマヌエルの「原初」のや「原受肉」上映す御友ぞ
 六 この御友「原初」「基点」の結節の実りて「内に」宿ります哉
   (備考:「そして言は肉体となられ、わたしたちの内に宿られた。」『ヨハネ』1・14、熟読参照)
 七 ここに成る「共や「/」友」成るイマヌエル比例中項恵み数学
 八 かつてぞやシモーヌ・ヴェイユ天秤のキリスト論や述べたりき
 九 我や宣ぶ比例中項イマヌエル御友神学恵み数学
 十 御友はや比例中項イマヌエル原初基点と恵み数学
 十一 受肉の美恵み数学成してぞやこれ告ぐるこそ御友神学
 十二 いや果てに御友欣求のありてこそ原栄をや華やかせ父
   (備考:『ヨハネ』17・5、熟読参照)
 十三 原栄御友欣求に姿変へ万物とのやともあらはれへ
   (備考:ホ氏も書きし:”In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming it due share of attention.” [AI, 295])
 十四 華やぎや宇宙底のぞ底御友御父に飛翔我ら共にぞ
 十五 それこそや御友神をぞ称ふうた:
    The great companion—the fellow-sufferer WHO UNDERSTANDS! [PR, 351]
 十六 一切が御神知解に至ることアンセルムスも述べし如:Fides quaerens intellectum(知解を求む信)ぞこれ


    1月5日―2

            一度とての歌六

 一 一度とて妻の切れ目のなき笑みに死の蔭我や見し事ぞなき
 二 我妻の笑み増し見しやその時や命世界の御告げとぞ知る
 三 見しや我この世界ぞやもろともに甦り中包まるるとぞ
 四 友の言ふ我が周りにや麗しき輪ぞ広がるる喜び見ると
 五 かく聴きて我ああそれは我妻の活躍見ての言の葉と知る
 六 人や言ふ我自らが我妻の化身なりやとさもやありなむ


    1月5日―3

            嬉しきやの歌六

 一 嬉しきや旧著「ホ西」ぞ急上昇仏基対話やげに健在ぞ
   (備考:旧著『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>――仏教的キリスト教哲学の構想』京都・法蔵館、2001年、アマゾン4日付:196,904位なり)
 二 創作用そも究極事性(さが)成すや空空ず如大悲事(じ)に寄す
 三 在天の父御姿や大悲とぞ明らめられし春ぞ嬉しや
 四 基教のや絶対主義や在天の父御姿の誠忘却
   (備考:「在天」とは形而上学的究極者=空、創作用=に至誠なる御方との意なり。第二次大戦時米国基督教この点、無知ゆえ、トルーマン氏の原爆投下に至りたり。今の新しき「米国第一主義」仏基対話をdisrupt[崩壊]させぬことを我切望す)
 五 もしもぞや人類(ひと)御父の誠にぞ誠ならばや禍やなし
 六 此処に在り文明正気メルクマル仏基対話の眼目やこれ




早くも正月五日目、「小寒」の「寒の入り」・・・少しひんやりとしてくるようです。食事・洗濯の後、窓を全開して少し丁寧に掃除を済ませて・・・・

昨日までで年末年始の来客もなくなり、静かな日常が戻ってきました。毎日、腹を抱えて、大いに笑わせてもらいました。

ところで、昨日の午前中のぶらり散歩は、今年初めての「桜見物」にでかけて「正月サクラ」と洒落込みました。

密かに咲き誇ているこの美しいサクラには、どなたも目を止められることはありませんが、季節外れのこの冬桜は、何度眺めても、ほれぼれするほどに奇麗です!! まだまだ、当分の間は、楽しませてもらえそうです。

ここには、昨日頂いた「和菓子」とともに「ぶらり散歩」の写真を収めます。

上は「柘榴」、下は「オリーブ」です。