延原時行歌集「命輝く」(第2628回)(須磨の海岸)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2628回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

正月三日、今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    1月3日

           楽し楽しやの歌十七首

 一 半世紀綴り来りし幾十篇八十路に推敲出だす楽しや
   (備考:本年の7月23日に我傘寿ならむ。八十路はぞ、我に取りてや幾十篇日英稿を推敲出版なす企図、楽し楽しの熟青年期なり。企図あらば、達成やあり。我、八十路熟青年ムーブメント開始せむ)
 二 これ程の楽しみ築き生き来たる我が生涯の日々や尊し
   (備考:前々より熟慮しすぐに出版せざる著書多し。少しずつ往かむ八十路なる道)
 三 我妻も英文箴言日々精進病苦の最中御神に献ず
 四 我妻の笑み零るるや最後の日箴言朗々天に届くや
   (備考:2014年3月11日の事なり)
 五 かく言ふや箴言こそや奇蹟のや兆しと我や感ずゆえなり
 六 生存率六パーセント言ひしはや何が何でも医師厳正ぞ
 七 手術後の急回復に医師も又凛とした神実在称ふ
   (備考:2014年2月4日、県立新発田病院退院時お礼に伺ひし際、執刀医渡辺徹ドクターのお言葉なり)
 八 かくて妻術後三年精進す古稀の祝ひの笑顔誇らか
   (備考:2013年6月17日、はあとふる愛宕デイサービスセンター城北町、古稀のお祝いにての事なり:拙著『復活の省察[上巻]--妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂書店、2014年10月刊、見開きフォト、参照)
 九 この世にぞ妻ある故は何なるぞ箴言精進思ひ出奉献
 十 その事を我詠ひけり微に細に然るが故に妻が令名
 十一 命こえ尊き事に尽くせりと名を残すほど嬉しきはなし
   (備考:近頃の「断捨離」ばやり見よ。これまるで己が命も歴史もぞ打ち捨て往くや見るも無残ぞ)
 十二 我妻の歌詠む毎に我がいのち永久なりとぞや悟る嬉しも
   (備考:復唱)
 十三 内省の笑み零る妻最期の日まさか絶後の笑み増しまでも
   (備考:復唱)
 十四 切れ目なき我妻の笑み告ぐるこそ生死一体いのち祝福
 十五 これこそや我が家の気風悠然と「本作るいざ父さんやって」
   (備考:よっしゃ、ノーちゃん、オーライよ。そう、父さん、おおきにね)
 十六 元旦に新著推敲始めしや「御友神学変貌のうた」
 十七 かくてこそげに始まるや八十路ゆく我が述作の熟青年道
   (備考:時行―楽し楽しや;信子―嬉し嬉しや)




穏やかな正月です。

チャリンコに乗って片道30分余り、須磨の海に出かけてきました。

最初に目に留まったのは、二組の親子が、海辺で凧揚げを楽しんでいる風景です。

程よい風が吹いて、凧揚げには最適です。いい景色です。

田んぼで凧揚げする風景は珍しくありませんが、須磨の海岸での凧揚げをめにするのははじめて。なかなか風情があります。

よくみれば、あちこちで、若いカップルたちも凧揚げをしていたり、楽しげにキャッチボールをしている若者や親子の姿があります。

この前は、ここで大勢集まって親子の「地引網」を体験しましたが、正月の砂浜は、人影もまばらです。

青空のもと、こうして須磨の山や明石大橋など望みながら、広い砂浜と青い海を、ぼんやりと眺めるのも、いいものです。

今回も撮影の順番に並べます。