延原時行歌集「命輝く」(第2603回)(冬晴れのなか)
延原時行歌集「命輝く」(第2603回)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
12月9日
鱈鍋所感の歌十五首
一 一層に寒さ増したる今日の日や負けじと鱈鍋仕込みしや我
(備考:12月7日記す)
二 我が友や便りある毎新潟はお寒いでしょと書きたまひしや
(備考:我が生涯の信仰の友木原和彦兄なり。3月に御国入りなさりたり。我毎日三食ごとに、我妻、木原兄、山口貞美叔父ほか今年召されし方々のため、「御神よ、天にて祝し給へ]と祈る事常なり。残されし方々のためにも御加護を祈るなり。必ず感動あり。木原兄のお言葉想起し、この寒さ過ごし易しや!」
三 かかる事誠稀なり通例や都の人は季節当てにす
四 従ひて越後にむけて忖度心凡そなきなり己れ楽しむ
五 かかる故その人生観自然にや汎神論(Pantheism)と我確信す
(備考:季節を「神の如く」感ずる心と言はんか)
六 これ誠我関西人なるが故生まれながらの気風と知るや
七 越後にぞ四半世紀住してや鱈鍋仕込む日の所感あり
八 負けじとや冬を超えてや冬に住むその心はや汎在神論(Panentheism)
(備考:負けじとや思はねば、怠惰、怯懦に陥る恐れあり。恐らく引きこもりもや此処に発す)
九 季節にぞ住する非ず御仏(御神)に心託して此処に在るなり
十 かかる事都の人や露知らず日ノ本「一つ」感ずるや如
(備考:日ノ本「一つ」ならず感ずる心、反省と勇気と対話日ノ本に生むなり。それでなくば、ただの郷土己惚れ者なり)
十一 密やかな傲りあるなと我感じそれだけ哲理窮む道来し
十二 恐らくや親鸞京を追はれてや越後住みてぞ阿弥陀仏知る
十三 我やしも伊丹出でしや米に住み今越後にて鱈鍋や佳し
十四 かくて我汎神論も汎在神季節感じつ味合ひにけり
十五 ちなみにやカリフォニアにて不幸者好天故に多しとや聴く
(備考:季節良好を是とだけなす心、己への厳しさ欠くゆえだとか。過度の安易は傲り生むなり。厳密思索なし)
上のコラムは、神戸の賀川記念館の機関紙「ボランティア」(2016年12月、Vol.112)に連載させて頂いているコラムです。「KAGAWA GALAXY」として賀川豊彦とその仲間たちをたどっています。
それの執筆の関係で、昭和56年に刊行されていた『松沢教会と私ー日本基督教団松沢教会ー創立五十年を迎えて』を古書で見つけて、神戸の記念館にも所蔵されていませんでしたので、少々値の張るものでしたが買い求め、早速読み始めています。
上の写真は、その表紙カバーです。絵は、賀川豊彦が晩年(1956・7・3)描いたもので、賀川ハルが題字を書いています。とても貴重な記録で、先に求めていた牧野仲造著『天国にある人々ー賀川豊彦先生の弟子たちと松沢教会の兄姉たち』と共に、味読させて頂いています。
中庭の掃除も奇麗にできました。
11階から、隣の神戸市立西市民病院方面を眺めてパチリ・・・。
上は、私たちの花壇と近くの公園です。
次は、もう一つの公園で撮りました。
そして、お隣の小学校の「へちまとひょうたん」ともうひとつの公園と・・・知り合いと出会って、ここでながいながいおしゃべりを・・・
午後のぶらり散歩では、方向を変えて、別の団地方面へ・・・・
道端で、一匹のねこと・・・