延原時行歌集「命輝く」(第2592回)(神戸長田区の山の手・神戸丸山教会へ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2592回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    11月28日

           御友道の歌十四首

 一 かくて我基教一切御友道以外に非ずとぞ言はむ哉
 二 我悟る御友神学尊くも友よと招き御友道往く
 三 その道やインマヌエルの原栄(もとさかえ)御友祈りて華やぐの道
   (備考:『ヨハネ』17・5、熟読参照)
 四 原栄永久のTELOS(目当て)に転じてや御友運びて父へ飛翔ぞ
 五 これをしもインマヌエルの飛翔とぞ我や称へむげにげに嬉し
 六 恩師はやインマヌエルの原事実言明せしが欣求まだ無し
 七 原事実「絶対客観」言ひし時かく言ふ恩師主観なりけり
 八 これはしも主観原理ぞいまだぞや欣求冒険姿や未成
 九 御友はや原栄をぞ御父よ華やがしめよ欣求し給ふ
   (備考:『ヨハネ』17・5、熟読参照)
 十 かくてこそ甦りのや華やぎの展開あるや御友道げに
 十一 御友道その展開をホ氏見事描きて示す麗しき業:
   In this Supreme Adventure, the Reality (i.e., the original Immanuel) which the Adventure (i.e.,Jesus’ Prayer) transmutes into its Unity of Appearance (i.e., Co-Resurrection of the Great Friend and us), requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295]
 十二 従来の基教や悲し御友道「罪の赦し」で中途断絶
   (備考:ここにおいてアンセルムス『神証明』の末尾、バルトと共に、学ぶこと必須なり:”I thank thee, good Lord, I thank thee, that what I at first believed because of thy gift, I now know because of thine illumining in such a way that even if I did not want to believe thine Existence, yet I could not but know it,” see Karl Barth, Anselm: Fides Quaerens Intellectum. Anselm’s Proof of the Existence of God in the Context of his Theological Scheme, London: SCM Press LTD, 1960, p. 170.)
 十四 御友道宇宙のリアル道なれば汝が信仰の如何を問はず
 十五 汝が信仰「罪赦さるる」決め手かや否否否や御友道故
 十六 宇宙のや御友道こそ厳然と在るや先なり罪や消へなむ
 十七 人びとや「罪の赦し」の概念に「単なる望み」抱きたるのみ
   (備考:『第一コリント』15・19、熟読参照)
 十八 御友道華やぎ進む永久にぞや父への飛翔嬉し嬉しや
 





昨日は一日中雨が降り続きました。

この日、日曜日の礼拝説教を依頼されて、バスに乗って長田区の山手にある神戸丸山教会に出掛けました。10年余り前から年に一度だけ礼拝説教をさせていただいています。

教会の近くには、小さな公園があって、礼拝の前の30分ほど前に、しばらく美しい景色を楽しんだりするのが恒例ですが、この日はあいにくの雨でしたので、傘をさしてちょっと公園で少したたずみ、近くの景色をなどを数枚撮りました。

朝から深い霧がかかり、雨に濡れた木々も美しく、柿を食べる鳥たちもいて・・・。


神戸丸山教会は、戦後1953年に創設されていますから、既に63年の歴史を刻んでいます。創立の翌年には、教会付属の「子羊幼稚園」も創設され、いまや地域になくてはならない教会となり、地道な教会形成を続けておられます。

この教会には、立派な十字架の塔と鐘がつくられていて、山の手の教会らしい、いい景色をつくっています。いま、ちょう大きな皇帝ダリアが咲き誇っていました。



教会ではいま、クリスマスを前にした特別の礼拝がはじまっていますが、ツリーもつくられてもうクリスマス気分です。

礼拝堂には、名高い岡野オルガンも据えられていて、礼拝の讃美歌も素晴らしく、落ち着いた素敵な場所になっています。

女性の牧師さんと子羊幼稚園の若い先生方を中心に、活気のある、そしてどこか家庭的な雰囲気のある、とてもいい教会です。

礼拝のあとにも、皆さんとお食事を共にしながらの、愉快な語らいの時をもあって、しあわせな時をもたせていただきました。

帰路は、親切な教会の方に自動車で自宅まで送っていただいたりして・・・。

終りに、お食事を共にした部屋に飾られていた絵や作品などを並べます。