延原時行歌集「命輝く」(第2593回)(花壇の植え替え準備作業続き)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2593回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    11月29日

           宇宙記述の歌十五首

 一 創作用如何なる物を作るかや新しきもの未だ無きもの
 二 それもぞや神も人もや相共に働きてこそ成す業ぞそも
 三 此度のや我が新著はぞ論文二短歌神学日記にて成る
 四 誠にや珍しき本出でにけり読む毎にぞや汝歌ひゆく
 五 さてこの書汝が力にて作りしかさう訊かれても言ふ言葉なし
 六 この宇宙創作用や性(さが)成すや実在変転主観求むや
   (備考:創作用知らぬところでは、実体的な固定的実在(例へば、宇宙の外に絶対客観として在りながら、宇宙内の一切を動かさんとするアリストテレス的「不動の動者」)が一切「ともあらはれ」(its Unity of Appearance)を許さず、従ひて、主観求めず、一切が神並びに神を僭称するもの「絶対客観」の従僕なるなり)
 七 これをしも人呼んでぞや摂理言ふ御声ありてぞ御友道ゆく
   (備考:『マタイ』11・28、熟読参照。これホ氏の重要パラグラフ中”requires”(求める)でもって言わんとするところなり:“In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.”[AI, 295])
 八 御友道辿り往く我御父まで御友運ぶや嬉しや嬉し
 九 ひとたびや我召さるるや御友道途切れず往くや御友いませば
 十 これやこそ我が信にして全一ぞその明らめや「罪赦し」超ゆ
   (備考:信、アンセルムスの言ふ如く、まず賜物(gift)なり。されど、御友神学の御友道の、「生死一体」の全一学をなす事を学べば、信誠に「明む事」即ち形而上学的叡智(illumining)なり。ホ氏その叡智を述べて云ふ:”We perish AND are immortal.” [PR, 351, 82])
 十一 御友道運ばるるまま歌人の我記述すや日々(にちにち)の観
 十二 恰もや我妻絶後笑み増して生死一体いのち告ぐ如
 十三 いのちとは切れ目なき事或る日我深く諭さる我妻笑むや
   (備考:復唱)
 十四 実にもまあそれだけの事なるやとて宇宙の記述我が作やこそ
 十五 我誠日々に新たに生まる如我が作やこそ宇宙一新






明石の魚の棚で徳島の柿を買い求めて吊るし柿にしていましたが、食べごろになってきたので、昨日はベランダから取り込んで、三十二個を四個ずつラップに包んで、冷凍保存をしておきました。


昨日も午前中、花壇の植え替え準備作業で、今回は鍬で耕す作業を楽しみました。道行く人との語らいも弾みましたが、何よりもメジロなど鳥たちの楽し気な鳴き声が、作業を和ませてくれました。



いま、花壇にはスイセンの花などが美しく咲いています。



ぶらり散歩で見上げた空と花たちを並べます。



終りに、いつもの写真を数枚・・・。