延原時行歌集「命輝く」(第2577回)(明石公園の菊花展)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
11月13日
創神秘寿ぐの歌八首
一 朝餉にや往きし人方覚えてや熱祷捧ぐ心滾るや
二 夜更けまでカブ書簡をや邦訳す「Creativityのぞ神秘」寿ぐ
三 恩師カブ究極者なる創作用a more positive tone [妙なる響き]生むと瞠目
(備考:Dr. John B. Cobb, Jr. writes: "Whitehead agrees with Buddhism on event and the negation of substantial reality. But the identification of the ultimate as creativity gives a more positive tone to the understanding of each instance thereof, despite its total lack of substantiality.”我をして言はしむれば、仏教的には、Creativity(創作用)は法性法身、a more positive tone(妙なる響き)は方便法身(阿弥陀仏)なり。而してキリスト教的には、前者は父の御友への聴聞のダイナミックス、後者は御友の祈りのダイナミックスなり。ちなみに、ダイナミックスを離れて「位格としての父なる神」「位格としての子なる神」を論ずることは、この際不毛なり。実体論的神学不毛なり)
四 創作用そも究極事性(さが)成すや無自性なるに大悲事(じ)に寄す
(備考:復唱)
五 不可思議と言ふほかぞなき全き空大悲生みますこれ創作用
六 冒険や実在変転欣求すや「ともあらはれ」や現成麗し
(備考:Whitehead says: “In the Supreme Adventure, the Realiity which the Adventure transmutes into its Unity of Apperance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295] 冒険=祈る御友;ともあらはれ=御友と我らの同時復活)
七 我やしも「創作用そも」詠はばや心底よりぞ喜悦溢るも
(備考:「創作用そも」の歌我が最愛の歌なり)
八 恩師とやホ氏原文を学びてや我創神秘寿ぎゆかむ
昨日は小春日和に誘われて、山陽電車に乗って「明石公園の菊花展」に出掛けてきました。
上の写真は、明石駅前すぐのところにある明石公園の外堀です。
噴水があり、二羽の白鳥は向こう岸でお休みです。数匹のかめとカモたちが小さな乗り物の上で日向ぼっこです。
公園の入り口に掲げられた菊花展の看板と、毎年飾られている素敵な菊でできた飾り物です。来年の酉年を描いた見事なものです。
本日は、今年の菊花展の玄関先に並べられていた菊の花々を並べるだけにします。今年の菊花展は本日(13日)で終わりますが、菊の花は今が最高です。