延原時行歌集「命輝く」（第2572回）（ぶらりお出かけ「神戸・相楽園の菊花展」

　　　　　　　　　　　　　　
　　延原時行歌集「命輝く」（第2572回）
　　「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

　　　　11月8日

　　　　　　　　　　　一心静止の歌八首

　一　朝夢にまた妻の幸語る声胸底にありしみじみと聴く
　二　汝が笑みや際に絶後に溢れけり切れ目なき事驚くべしや
　三　御友のや人生岸辺永久に立ち天地結ぶげにも尊き
　　　（備考：『ヨハネ』21・4、熟読参照）
　四　切れ目なき天地一体ありてこそ我妻の笑み切れ目なきなり
　　　（備考：See Whitehead’s reference to the “Reciprocal Relation,” the “great companion, the fellow-sufferer who understands” [PR, 351]）
　五　此度の書漸くにしてあとがきを残すのみぞや一心静止
　六　創作用そも究極事性(さが)成すや無自性なるに大悲事（じ）に寄す
　　　(備考：復唱。わが短歌哲学最高の一首なり)
　七　実在をともあらはれへ冒険の欣求ありてや変転不思議
　　　　 (備考：ホ氏哲学の極意なり："In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes　into　its　Unity　of　Appearance,　requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])
　八　御友のや父に祈りて原栄（もとさかえ）輝かしめよ聴かるや宇宙
　　　(備考：主の祈り原点なり：『ヨハネ』17・5、熟読参照)
　　　

昨日は「冬至」、午前中の小春日和に誘われて、いま開催中の神戸相楽園での菊花展に出かけてきました。

毎年ここで紅葉見物もかねて菊の花に出会います。

遠方から団体でみえて、解説付きで移動されるご高齢のみなさんや、近くの園児たちでしょうか、それはそれは賑やかなこと・・・

ひとりでつえをつきながらゆっくりと移動していかれる御方や、画板を広げてスケッチをする人たちも多く、最高のいこいの場所です。