延原時行歌集「命輝く」(第2564回)(須磨海浜公園での地引網体験)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2564回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。


    10月30日

         脱核要す実在妙用の歌六

 一 天地の事(じ)御友大悲を寄すやこそ東西宇宙哲学図成る
   (備考:事(じ)=一々の存在者。事を我、天地の事と捉ふなり。我々一人ひとりの命「天地の事」なりとは、我が新しき発見なり。切れ目なき我妻の笑み告ぐるこそ生死一体いのち祝福 いのち祝福とは、生死一体の事なり。地だけの事柄に非ず。天地の事なりと命を理解なすとき、東西に広大なる「宇宙哲学対話」開けること自覚す。その構想をその現実的帰結なる「平安ありて平和なる」天地学まで追究せる六巻本の構想、以下に開陳す:  

  東西宇宙哲学/御友風神学の構想――平安ありて平和なる

 第一巻 (東西哲学対話基礎論)
     ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>――仏教的キリスト教哲学の
     構想
     (京都・法蔵館、2001年)
 第二巻 (東西エコ神学論)
     宇宙時代の良寛――エコ神学者トマス・ベリーと共に
     (新潟・考古堂書店、2013年)
 第三巻 (東西宇宙哲学論/風神学論)
     宇宙時代の良寛・再説――ホワイトヘッドの風神学と共に 
     (新潟・考古堂書店、2014年)
 第四巻 (復活論)
     復活の省察・上巻――妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦るこ
     と喜びてこそ
     (新潟・考古堂書店、2014年)
 第五巻 (東西御友風神学)
     良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察
     (新潟・考古堂書店、2016年)
 第六巻 (東西平安/平和論)
     平安ありて平和なる――ホワイトヘッドの平和論、西田哲学、わが短
     歌神学日記
     (新潟・考古堂書店、2016年)
   この構想は、第六巻あとがきに収めるものなり)
 二 学問や括り直しや大切ぞそこに展開おのずからあり
 三 時代はぞ世界観のぞ転換期脱核要す実在妙用
 四 冒険や実在妙用欣求すや覇権固執も過ぎゆかんかな
   (備考:【ニューヨーク共同】「国連総会第1委員会(軍縮)は27日(日本時間28日)2017年の「核兵器禁止条約」制定交渉開始を定めた決議案を賛成多数で採択した。核兵器を非合法化する作業が始動し、核廃絶に向けた具体的な取り組みが本格化する。日本は反対し、被爆者が反発している。岸田文雄外相は「唯一の被爆国としてしっかり主張したい」と述べ、禁止条約の交渉に参加する意向を示した。」
 問題点は以下の如し:
 ① 決議を主導したオーストリアやメキシコなどの非核保有国は禁止条約に反対する米ロ英仏中の五大核兵器保有国への圧力を強めていくとみられる。仮に条約が制定されても核保有国不在では核兵器の削減など実効性が望めないのは確かだが、核兵器は違法との認識が広まることで国際社会の保有国への削減圧力が強まるとの見方もある。
 ② 禁止条約案には核兵器の使用禁止などが盛り込まれる見通しで、核抑止力を中核とする国際安全保障体制に影響を及ぼす可能性がある。核保有国側の反発必至だ。
 ③ 佐野利男軍縮大使は決議への反対理由について「(交渉は)国際社会の総意の下で進めるべきだと主張したが、反映されなかった」と述べた。
 ④ 採決では途上国を中心に123カ国が賛成。日本や米英仏、ロシアなど38カ国が反対し、中国など16カ国が棄権した。
 ⑤ 決議は核兵器使用による破滅的な人道的結末に深い懸念を表明。核禁止のための交渉を17年3月27〜31日と6月15日7月7日ニューヨークで、多数決など国連総会の規則で行うとしている。
 ⑥ 決議は今年12月の国連総会本会議に送られ、正式に成立する見通し。
 ⑦ 米国の「核の傘」の下にある日本や北大西洋条約機構NATO)諸国は急進的な核禁止条約に反対で、安全保障を重視し徐々に核兵器を減らすアプローチが現実的との立場。
 ⑧ 日本は27日、将来的な核廃絶をうたった別の決議を主導し、米国など167カ国の賛成を得て採択にこぎ着けた。『新潟日報』2016年10月29日付、参照)
 五 オバマ氏や平和スピーチ今やこそ正念場にぞ向かはむとすや
 六 それ故に「形而上学後書」のや書かれざる得ぬ今のこの時
   (備考:新著エピローグ、参照)








今朝も快晴、爽やかな日和です。

昨日の土曜日の午前中は、自転車に乗って30分余り、須磨海浜公園で行われた神戸医療生協主催の恒例の「地引網まつり」に出かけてきました。

いつみても海は広く大きく、見飽きることはありません。

海にカメラを向けていましたら、そこにスズメたちが寄ってきて・・・。

思いがけない写真が撮れました。

今年もたくさんの参加者があって、
一艘の船が地引網を仕掛けていき、
二列に分かれて、わっしょいわっしょい、
元気よく網引きをします。

ここでも、撮影の順番に並べておきます。



綱引きは大人の力も必要で、少人数ではできません。

漁師さんが最先端にいて、網が引かれていきます。

網にかかった魚たちが、網からぴょんぴょん飛び出して、逃げていくのもいます。



網にかかった魚たちは、水槽に移されて、須磨水族園の方によって、詳しく説明が行われます。

前回は、大きなスズキやタコやタイなどが網にかかって、
凄い大漁でしたが、今回はあいにくの不漁だったようです、


それでも、フグや赤鯛・黒鯛、イワシやサバなど捕れて、楽しませてもらいました。

うかつなことに、ここでカメラの電池が切れてしまい、
魚たちの写真は、数枚になってしまいました。


地引網を終えてから、いつものように、須磨浦海岸をサイクリングして須磨駅まで。

そこで、弁当とビールを買いこんで・・・、
セイリングやビーチバレーを楽しむ若者たちを眺めながら、
海岸で昼食を・・・・。


寫眞が撮れず残念でしたが、海の景色を目に焼き付けて、帰ってきました。

神戸も「木枯らし一号」でした。
風に向かって自転車をこぐのも力が必要で・・・、
心地よい汗をかきました。