延原時行歌集「命輝く」(第2553回)(雨のち晴れ!――ぶらり近くの団地へ)
延原時行歌集「命輝く」(第2553回)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
10月18日
平安ありて平和なるの歌六首
一 我妻や我が歌聴かば心にぞ清き泉の湧くや如しと
(備考:豊浦病院入院中、2011年6月13日―10月5日、しげくかく言ひしなり)
二 創作用そも究極事性(さが)成すや無自性なるに大悲事(じ)に寄す
(備考:事=一々の存在者ないし事象。恩師カブも書けり:"Whitehead agrees with Buddhism in this emphasis on event and the negation of substantial reality. But the identification of the ultimate as creativity gives a more positive tone to the understanding of each instance thereof, despite its total lack of substantiality.” (written on October 13, 2016)
三 我妻も切れ目なき笑み御友共生死一体いのち告ぐるや
四 切れ目なき我妻の笑み核超ゆるいのち平安仄と知らすや
(備考:核=原爆投下も原発惨事もなり)
五 汝が笑みや生涯の際溢れてや絶後いや増す御友いませば
(備考:復唱。御友=宇宙的基督=ホワイトヘッドの言う「冒険」なり:"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention.” [AI, 295])
六 この宇宙いのち響きの木霊して平安ありて平和なる哉
(備考:いのち響き=御友)
上の「喫茶店ものがたり」は、このブログでも何度も登場する神戸元町にある「舌れ梵」(とれぼん)で、今朝の神戸新聞の記事です。
記事にあるように、ここの名物はいまでも300円でいただける「ジャマイカブルーマウンテン」ですが、何と言ってもここの「ママさん」と写真にあるような、他にはない独特のお店の雰囲気です。
昔からよく姫路の版画家・岩田健三郎さんもこのお店に立ち寄って珈琲を楽しみ、いまも変わらずひょっこりと・・・・。彼の若き日の版画作品にも、ここで出会うことができます。
ただいま出版準備中の文庫本『雲の柱の導くままに:賀川豊彦と明治学院・関西学院・同志社』(文芸社)の表紙の装丁は、岩田さんのご厚意で引き受けて下さる予定になっていますが、打ち合わせ場所はやはり、この「舌れ梵」にいたしましょうか・・・。
昨日の朝は強い雨でしたが、すぐに晴れ渡りました。
ベランダに出て空を眺めて居ましたら、神戸空港に向かう飛行機が一機、飛んできました。その飛行機と共に、瀬戸内の海や高取山の山頂、そして六甲山や青空など撮りました。
午前中のぶらり散歩は、近くの団地まで足を延ばして・・・。
ここの花たちや果実、そしてねこたちと・・・
終りに、誰も目を止めることのない「むかご」が片隅にひっそりと・・・。
これでだけは「むかごごはん」にはちょっと不足しますが、家に戻って、さっと洗って乾かしておきました。