延原時行歌集「命輝く」(第2554回)(高齢者生協の日帰りバスツアー「阿波と鳴門:十郎兵衛屋敷と渦の道」)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2554回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
昨日はバスツアーのためブログを休みましたので、本日は先生から届いているメルマガ「風の便り」より昨日と本日の二日分の歌を収めます。


    10月19日

        妙なるや三極復活形而上学の歌八首

 一 妙なるや三極形而上学ぞ「冒険」ありて「実在」「妙用」
 二 妙用や実体的の実在の創作用にて変転の事
 三 変転や「ともあらはれ」へ冒険の誘ひ往くの物語なり
 四 我が主イェス父に祈りて元栄(もとさかえ)輝かしめよ復活希求
   (備考:『ヨハネ』17・5、熟読参照)
 五 この祈り十字架上に叫びてやかくて御友の復活成就
   (備考:『マルコ』15・34;『へブル』5・7、熟読参照)
 六 祈りこそ平安なれば聴聞や平和なるなり復活歴々
 七 漠たるの逝去あるなし人いのち全一学の内の事なり
   (備考:全一学=祈りて平安、還りて平和なり)
 八 確たるの天地人生嬉しきや御友共生く全一学よ
   (備考:ホ氏全一学を「交互関係」《Reciprocal Relation》[PR, 351]と言ひしや佳し)


    10月20日

            仄と香しの歌七首

 一 無の世界寂滅せしと思ふやも無自性なるに大悲事に寄す
   (備考:事(じ)=一々の存在者、現象)
 二 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 三 一切の低み底在り飛翔とや思ふにすぐる大悲促し
 四 いのちとは切れ目なき事或日我深く諭さる我妻笑むや
   (備考:復唱)
 五 切れ目なき笑み我妻や笑みてこそ岸辺の御友仄と香し
   (備考:『ヨハネ』21・4、熟読参照)
 六 人汝や逝去それ程悲しきか立ち去りてぞや去らぬ笑みあり
 七 御友のや仄と香し胸底に滾る喜悦の止むことやなし







私たちの町にもキンモクセイの花が一斉に咲いて、秋の香りを伝えています。前から花の便りは耳にしていましたが、漸く一昨日になって、どっと咲き誇っています。

ところで、昨日は兵庫県高齢者生協の神戸西部支部で春と秋に企画してきた日帰りバスツアーの日で、今回は「阿波と鳴門:十郎兵衛屋敷と渦の道」!! 12年目で第24回ということになります。

大型バスに54人、最高齢93歳のお元気な方も加わって、高齢者の男女が和気あいあいに・・・・。

好天にも恵まれました。出発前の長田の景色と車中より「明石大橋」、そして淡路島の休憩場所と・・・





淡路鳴門道を経て「大鳴門橋」を通って・・・。



数年前にも同じツアーで「淡路の人形浄瑠璃」を鑑賞する機会がありましたが、今回は「徳島県立・阿波十郎兵衛屋敷」での人形浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」8段目「巡礼歌の段」の名演を30分余りを鑑賞、会場満杯の観客を魅了・・・涙涙の・・・・。



人形浄瑠璃は、神戸でも淡路でも徳島でもなかなかの人気がありますが、とりわけ徳島・鳴門の「阿波の人形浄瑠璃」はますます息づいているようです。国の重要無形民俗文化財でもありますが・・・。


最後に、この御屋敷の写真を数枚収めます。庭園では新婚さんの写真撮影も行われていました。

旅の後半、「鳴門公園の<渦の道>などは次回に回します。