延原時行歌集「命輝く」(第2548回)(びっくりポン:「秋の桜見物」!)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2548回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

待望の新著『平安ありて平和なるーホワイトヘッドの平和論、西田哲学、わが短歌神学日記』(Peace Brings About Earthly Peace:Whitehead’s Doctrine of Peace, Nishida-tetsugaku, and My Theological Diary in Tanka)(考古堂)、早くも校正ゲラが出たようです。楽しみですね。


    10月13日

           結節点描くの歌十一首

 一 若き友仏教哲学新風を提起成せるや喜ばしきや
   (備考:石田正人(ハワイ大学)「有機体と因果性――日本仏教哲学かあの問い」於公開シンポジウム「科学と宗教」:日本ホワイトヘッド・プロセス学会 第38回全国大会、2016年10月8日−9日、立正大学品川キャンパス)
 二 三世代昔に我やAAR(米国宗教学会)にて新部会をや立ち上げにけり
   (備考:1985年加州アナハイムにて米国宗教学会に常設研究部会(セミナー)「プロセス思想と西田学派仏教哲学:比較的視座から」Francis H. Cook教授と共同座長にて始めたり。七年間続けたり。全米的東西哲学対話の潮流と相成れり)
 三 我拙著「ホワイトヘッドと西田」書き上梓せるにや大機運あり
   (備考:『ホワイトヘッドと西田哲学の〈あいだ〉――仏教的キリスト教哲学の構想』(京都・法蔵館、2001年)この機運の諸要素を描写したりき。今これを礎にし、それをこえんとて若き学究の出でしを我甚だ喜ぶ)
 四 彼の時や新潮流を東西に我始めんと起ち上りたり
 五 我妻も和式弁当つくりてやアナハイムにや華ぞ添へしや
 六 世の中や決意なしには動かぬや今新時代結節点ぞ
 七 我やしも新たに決意固めてやDivine Ecozoics二稿発表
   (備考:”Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics, “ Open Theology 2015; 1: 494-511; Chap. 12 “The Problem of the Two Ultimates and the Proposal of an Ecozoics of the Deity,” in: Roland Faber and Santiago Slabodsky, eds., Living Traditions and Universal Conviviality: Prospects and Challenges for Peace in Multireligious Communities (Lanham/Boulder/New York/London: Lexington Books, 2016), pp. 197-218.)
 八 新時代結節点ぞ見ゆればや描きてやこそ打ち出し往けや
 九 我が意図やエコロジーのぞ気風をや根源Divine Ecozoicsまでぞ
 十 エコロジーそのままならばトートロジー(同義反復)境界設定Divineなくば
   (備考:人々や「エコロジーは重要なり」と言ふも、「何故なるか」と訊けば「エコロジーだから」と言ふ。これを我「エコロジートートロジー論法」と言ふなり。エコロジー形而上学的神学を導入せねば21世紀の病「環境破壊と核軍略」の治療難しと我信ず。Sallie McFagueの如く「世界は神のからだなり」と言ふ場合、彼女は「神に神本来の居住場所Indwelling Placeなし」と決めてかかっている如し。かくして「神のからだ我らなり」と信ずるゆえに、神御しやすし(verfuegbar)と考ふ。「隠れた処にいます汝らの父」(Your Father who is in secret)(『マタイ』6・6)と言ふイエスの思想を何故想起せぬや? 想起せば、Divine Ecozoicsを論ずべし!)
 十一 かくてこそEcozoic Eraにぞ形而上的変転やあり
 十二 エコ生代人類げにや論ずべしDivine Ecozoicsエコロジーの元







上の写真は、昨日の夕暮れ、今宵は「十三夜」、ゆかしい影のさやけさがみられるかも・・・・


昨日の午前、市場にでかけるぶらり散歩で、ひさしぶりに近くの公園に立ち寄りました。

よくみれば、なんとなんと、まだ新しいサクラが咲いているではありませんか!! びっくりしました!

そこで、こんどこそ「秋の桜」の見納めのつもりで、カメラにしっかりと収めて置きました。

この季節は「ジュ―ガツサクラ」が咲きますが、ここの桜は春に咲く桜で、公園の世話をしておられるご夫妻も、驚いておられます。



公園のコブシやハナミズキ、ザクロ、そして隣りの小学校のヒョウタンや花壇など・・・。



終りに、私たちの住宅の花壇などをねこちゃんとと共に・・・