延原時行歌集「命輝く」(第2522回)(酷暑で傷んだ「こぶしの木」)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
9月17日
核決着の歌十二首
一 原爆に被爆勝れる理(ことわり)や人経験の深みなりけり
二 我ら人深みに在りて岸辺の主仰ぎ救はる御父御許へ
三 被爆せし幾十万の人方に哀悼捧ぐオバマ氏尊し
四 北制裁米追加案提示すも決意遂にや中に見えしか
(備考:「米北の禁輸拡大検討、安保理制裁厳格措置に中国同意」『新潟日報』2016年9月15日付)
五 事柄ぞたんに軍略あらざるよ核問題を窮めんとすや
六 人類や広島長崎あればこそ平和保てるげにしかと見よ
七 これ誠滅して不滅ひといのち平安ありて平和成るとぞ
(備考:ホ氏言へり:”We perish AND are immortal.”[PR, 351, 82])
八 これやこそ永生不信の人類(ひと)文明核開発の愚行に走る
九 先ずやこそ「永生」殺めそれ故に「軍略」進む二段の無知ぞ
十 復活の歓喜無き故原爆に頼りて地上荒廃画す
十一 かかる無恥如何にもあれや御友共ひといのち生く悪贖ひつ
十二 生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ
(備考:復唱)
まだまだ暑い日が続きますが、今年の夏は、猛烈な暑さでした。
これまでもたびたび、日々のぶらり散歩で目に留まった、数多くの枯れ木を撮りましたが、昨日は、お隣の小学校に並ぶ七本の「こぶしの木」を見ると、何とそのうちの二本は完全に枯れてしまっていました。
活きている五本も、葉っぱは枯れ気味で、上の写真のように、こぶしの実も痛んでいます。
ところで、近くの公園にも、一本の小さなこぶしの木がありますが、この木は葉っぱは落ちていますが、こぶしの実はいま、とてもきれいで元気でした。
昨日も、私にとってはじめての文庫本づくりとなる新著『賀川豊彦「雲の柱」に導かれて:明治学院・関西学院・同志社』の完成草稿を出版社へ入稿する為の最終的な推敲作業に打ち込みました。これまで横書き原稿で書いていましたが、文庫の縦書きに合わせて数字の表記等を整えておきました。
これから出版までに半年以上もかけるらしく、じっくりと時間をかけて、来年の春の完成に向けて作業が進みますが、新しいものを産み出す喜びは、いくつになっても有難いことです。
本日の写真も、昨日のぶらり散歩のものを、ねこちゃんとともに並べておきます。