延原時行歌集「命輝く」(第2512回)(神戸メリケンパークと神戸バイブルハウスと)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2512回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

昨日午後は、神戸バイブルハウスで「賀川豊彦の文学と聖書」というセミナーを担当させていただき、お話の中でも触れさせていただいた先生の近著三冊『あなたにいちばん近い御方は誰ですか』『復活の省察(上巻)』『良寛「風の歌」にちなんでー御友神学の省察』をバイブルハウス図書室へ寄贈いたしました。著書の中で指摘される聖書の「大誤訳」の警鐘は、これで日本聖書協会へ直行いたしましょう。


○(7日)我が四著の歌七首

 一 このところ何やら嬉し我が四著楽天ブックス展示の顔ぞ
 二 我妻の復活二態綴りたる「あなたに」とぞや「復活省察
   (備考:①『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』(東京・日本キリスト教団出版局、2011年8月刊);②『復活の省察[前巻]―−妻と歌る:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』(新潟・考古堂書店、2014年10月刊)なり)
 三 さらにぞや風神学と御友学良寛本や二著揃い踏み
   (備考:③『宇宙時代の良寛・再説――ホワイトヘッド風神学と共に』(新潟・考古堂書店、2014年2月刊);④『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』(新潟・考古堂書店、2016年3月刊)なり)
 四 時代のや最先端に引き出され四著咲けるや妻笑みの如
 五 良寛も妻信子もや散る紅葉歓び往くや御国御許に
 六 これらの書時代行くほど笑み増して永生へとぞ誘う嬉しも
 七 末永く復活二著と風二著や日ノ本にてや笑みひろげゆけ






ベランダの「はなおくら」が今朝も新しい花が一輪咲き始めました。今年三つ目です。一日だけの花です。格別です。


昨日は昼食を済ませて、チャリンコに乘って、三宮の「神戸バイブルハウス」まで出かけてきまいた。

途中、神戸駅あたりで一休みして・・・神戸メリケンパークをぶらりぶらり・・・




ここから「神戸バイブルハウス」は遠くありません。ハウスの入り口と会場などの写真とともに、昨夜はセミナーを企画されてお世話になった白井進牧師(「賀川豊彦献身100年記念」のおりには神戸栄光教会の牧師として積極的に参画いただきました)より、つぎのような嬉しいメール便をいただきました。有難うございます。

「鳥飼慶陽先生 本日は賀川豊彦の文学散歩のご講演を有難うございました。文学の作品の批評という一般的な方法でなく、先生ならではの、賀川の生きざまからの必然的な発信としての、共に生き、出会った人々への共感と愛がにじみ出た文学作品の紹介によって、それらの読書に人々を誘う感銘深いお話でした。残念ながら大学の授業よりも短い時間だったので、ご迷惑をおかけしましたが、その緊張感の故に、賀川をそう簡単には一般化して紹介できないという事実を印象付けられ、彼の偉大さが聞く者の心にしみたと思っています。それだけではなく、講師からの3冊の本をご贈呈いただき、恐縮する と共に「ただで受けたのだからただで与えなさい」という言葉を思い出した次第です。何から何までご奉仕いただき、正に賀川精神に生きるとはこういうことかと思わされ、心から感謝申し上げます。不行き届きの点についてはお許しくださいますようにお願いいたします。これからも多くのことをご指導いただければ幸いです。主にあって 白井進」

お話のあと、珈琲など頂きながらの参加者の皆さんとの交わりと語らいの時も、ありがたく・・・・。



チャリンコに乘っての帰り道、2007年建立された「非核『神戸方式』記念碑」(廣嶋照道の彫刻「海」)と「神戸港平和の碑」(神戸港における戦時下朝鮮人・中国人強制連行を調査する会)の前で立ち止まり、しばらくゆっくりと・・・・。