延原時行歌集「命輝く」(第2477回)(兵庫県地域人権運動連合定期総会:明石市魚住市民センター)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2477回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
新しい月のはじめ、ますます快調に!!


    8月1日

          慕はしきかなの歌十首 

 一 久し振り胎内ホテル司式せば敬和卒とぞ花嫁や言ふ
 二 哲学も比較宗教思想もや大好きと言ふ門出祝せり
   (備考:2000年卒故1996年入学の第六期生なり)
 三 久々に宗教部長戻りてや朗々と読む聖書慕はし
 四 朗々と御堂震はし読める文我が身に染むや誠言霊
 五 みゆき庵ざるそば啜る楽しみつ歌作る佳し二十年返る
   (備考:ロイヤル胎内パークホテル構内のそば処みゆき庵なり)
 六 二十年我妻運転祐るや弁当持参司式務めり
 七 式終り車内昼餉や楽しくもまた行かむとぞ語りおりしや
 八 顔と顔合はせ相見るその時や愛完全知慕はしき哉
   (備考:『コリント前書』13・1−13、愛の賛歌、熟読参照:「わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。しかしその時には、わたしが完全にい知られているように、完全に知るであろう。このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。」)
 九 愛賛歌読む毎心震へけり御国の幸や極み記さる
 十 かかる故今生如何に楽しくも慕はしきかな知らる知る時
 十一 鏡にて在るや如くに今生の見ゆる命ぞ無窮入るべし
 十二 完全に知らるる如く完全に知るを得ん時げに慕はしき
 十三 誠にや絶後笑み増し不思議やも我妻げにも御友に在りや
 十四 御友にや在りて御父に運ばるる汝が幸やこそ式中の歓
   (備考:この歓喜在りてこそ我若き人方のためチャペルウエディング司式喜びて務むなり)
 十五 妻と我昼餉今もや楽しめりこの歌作り御友に在りて






上の二枚は、昨日の朝のベランダから望む高取山と長田の海です。
そして、もう一枚は、昨日夕方の、六甲の山の上に浮かぶ夏の空です。


昨日は一日中、明石市魚住市民センターで開催された兵庫県地域人権連合の定期総会に出かけてきました。

この半世紀ほどのあいだ、「部落問題を21世紀に持ち越さない」という確かな見通しの下に、兵庫県下の部落問題の解決のあゆみをすすめてきた友人たちが、いまでは2年に一度の定期総会をもって交流と連携の時をもちますが、このときは、県下各地で活動している旧知の友との再会を喜び合うときでもあります。当時はみな若さあふれる「青年の運動」でしたが、いまはそれぞれまちづくりの中核を担う落ち着いた「成人の運動」の趣きで、次の新しい世代へのバトンタッチのときを感じさせる総会でした。

お昼の休憩の時間、市民センターの周辺を「ぶらり散歩」をして、立派な藤棚のしたで、のんびりと・・・・。