延原時行歌集「命輝く」(第2457回)(「さんさん花壇」の手入れ)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2457回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。


    7月12日

            在天の父の歌八首

 一 アヴィセナもトマスもEsse思索すも御友告ぐるや「在天の父」
 二 御友告ぐ「在天の父」空にぞや至誠なる方「汝至誠なれ」
   (備考:『マタイ』5・48、熟読参照)
 三 Esseをぞ至高の神と同定す其処に至誠のそも在るやなし
 四 かくてぞや至高存在厳命(fiat)と化して歴史の悲劇幾重も
   (備考:氏も言ふなり:”The notion of God as the ‘unmoved mover’ is derived from Aristotle, at least so far as Western thought is concerned. The notion of God as ‘eminently real’ is a favorite doctrine of Christian theology. The combination of the two into the doctrine of an aboriginal, eminently real, transcendent creator, at whose fiat the world came into being, and whose imposed will it obeys, is the fallacy which has infused tragedy into the histories of Christianity and Mahometanism.” [PR, 342]現今の回基対立もともとや、Esse絶対神なる誤れる形而上学の反映ならむや。ホ氏の言葉聴くべし)
 五 至誠心欠片も見へぬEsse界不可逆神や恐るべきなり
 六 御友はや御父空に至誠故宇宙至誠に満てよ告げます
   (備考:『マタイ』5・48、熟読参照)
 七 聖書(みふみ)言ふ「天にまします」げにもぞや天に至誠の御父御事
   (備考:「まします」=「於いて在る」(西田)=「至誠なり」(延原)なり)
 八 天とはぞげにも「ロゴスの神共に」まします場所ぞ栄光無尽
   (備考:『ヨハネ』17・24、『ヨハネ』1・1・第二項「ロゴス神共に(pros ton theon)」、熟読参照)







上の写真は、昨日の住宅の中庭の花壇と「さんさん花壇」です。

みなさん、花壇の手入れをしておられて、わたしはそれの見物人で・・・。

昨日は、郵便局に用事が出来て、久しぶりに少しだけ遠くまで歩きました。ぎっくり腰も、おかげさまで、大分良くなってきました。

その行き帰りに撮った写真を並べておきます。


永六輔さんが先日七夕の日にお亡くなりになった報道が続いています。

詩人の丸岡忠雄さんの本づくりなどで、永さんにはお世話になったり、いま京都の祇園祭ですが、長く続けられた「宵々山コンサート」など、たくさんの思い出がよみがえって、今朝は夢にまで、永さんがお声をかけて下さいました。