延原時行歌集「命輝く」(第2442回)(ぶらり散歩―「さんさん花壇」とサボテンなど)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2442回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
昨日の「壮大や」(一)の続きです。

    6月27日

      (二)オバマスピーチ軍略反省の歌八首

 一 かくてこそ平安ありて平和なる宇宙的なる主観原理や
   (備考:「宇宙的なる主観原理」なる御友神学こそ、ホワイトヘッドの平和論の根幹をなす「平安ありて平和なる」ダイナミックス(詳しくは、本書第一章 平和基礎学としてのホワイトヘッド平安哲学、参照)の母体なり。この母体在りて、ホ氏の言ふ「死の直接的経験に臨んでの、青春と悲劇の統一の感覚なる〈平安〉」[AI, 296]が産み出だされ、平安ありて具体的地上的平和の結実ㇸと至るなり)
 二 考へよオバマスピーチ森氏ハグ核文明の反省極み
 三 げに主観原理機能のありてこそ核体制や牙抜かるるよ
 四 宇宙はやただ客観の体あらず必ず主観反省やあり
 五 反省やありて軍略最後のや被爆追悼平安の内
 六 軍略をただ軍略のプロセスと思ふ無恥ほど恐ろしきなし
   (備考:恐らく「沖縄問題」ことに軍属の女性殺害・遺棄は、すべてが「軍略のプロセス」としか見えぬ人間類型にとっての現象ならむ。彼には、軍略の後に来るべき「人の生死(しょうじ)への礼儀」の感覚が育成されておらざりき。而してこれ、核時代の一般的病理なる、我ら知るべきなり)
 七 被爆のや追悼ありて軍略の人なる反省主観原理ぞ
   (備考:全てが軍略の客観過程として進行せるグローバル軍事文明、これ異様なり。ここに「主観原理」への留意途絶せり。而してこれ「グローバル略奪文明=新自由主義」の死角なり。英国人、EUより離脱の国民投票(6月23日)のあと、気付きしは、あるいは「主観原理」への留意の欠落ならむか。難民移民を低賃金で働かせ、EUの経済体制を機能させおりしが、自国民の労働者の職場奪いおりし間に、その心情に思ひをつなげる事なかりしにあらずやと)
 八 かくて出づオバマスピーチ結語なる広島悔悟新文明ぞ
   (備考:「それは私たちが選ぶことのできる未来だ。その未来では、広島と長崎は核戦争の夜明けとしてではなく、道徳的な目覚めの始まりとして知られるだろう」『新潟日報』2016年5月28日付14面。「米国は世界の警察官にあらず」と言ひ、非決断の大統領と詰られたるオバマ氏、レイムダックの最後に人類のための英知示せるにや非ずや。それ「文明の主観原理」の輝きに満つ)






今朝も梅雨の中休み、晴れ渡った朝です。

上の写真は、昨日の「さんさん花壇」です。

毎日ながめていますが、いつも日ごとに新しい景色です。

ご近所のお宅に咲くサボテンは、昨日ふたつ花をつけていました。

市場への買い物の行き帰りに撮った、いつものねこ君やカラス君、そして花たちやナス・トマトなどです。