延原時行歌集「命輝く」(第2436回)(ぶらり散歩―「さんさん花壇」ほか昨日の花たち)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2436回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

恩師・滝沢克己の「神人神学」が先生の「御友神学」で「読めた!」歓びの歌です。若き日から滝沢最晩年まで、切れ目なく続いた、お二人の間の膨大な「書簡対話」を経て、いま「漸くやの歌」の感動的な七首です。


    6月21日

           漸くやの歌七首
  
 一 漸くや恩師著二面よく読めし今日の日の幸喩へ難くも
   (備考:『純粋神人論序説』272頁、参照) 
 二 一面やイェス縛られず原事実向かふ鼻息記せるやこそ
 三 我感ず恩師鼻息笑みつつや御友許せり僕ならずば  
   (備考:「わたしはもう、あなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人のしていることを知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼んだ。わたしの父から聞いたことを皆、あなたがたに知らせたからである」『ヨハネ』15・15、熟読参照。僕=奴隷なり)
 四 第二面御神御身表現点これなくばぞや史的点なし
   (備考:表現点とは、御神ご自身と史的イエスの間の関係性にして、我の言ふ「御友」なり)
 五 神人学かくて御友のお許しと媒介承けて仕合せ鏡
 六 あたかもや我妻切れ目なき笑みを浮かべて御友寿ぐが如
 七 かく詠ひ我大仕事成せるかな思ひて誠意気軒昂よ
  





各地で大雨の被害が出ています。神戸は梅雨らしくしっとりとした日和で、少し晴れ間もあるようです。

本日の写真は、昨日の「ぶらり散歩」のもので、上は、住宅の庭にに咲き始めた「ムクゲ」(ムグンファ)の花です。白い花と淡いピンクの花をつける二本の樹があります。

そして、日に日に美しくなる私たちの「さんさん花壇」です。

昨日の「ぶらり散歩」は、午前の、市場に買い物にでかける行き帰りと、午後のご近所のぶらり歩きです。

新顔のねこくんが、ベンチを独占して、すやすやと寝込んでいたり、いちど一日だけ咲いて散っていくサボテンのつぼみに見惚れたり・・・・。(上の「ムクゲ」も一日だけの花ですね。次々と新しい花が咲き、散っていきます。)


昨日は一日中、『賀川豊彦明治学院関西学院同志社』(仮題)の推敲を楽しみました。思いがけないことから、昨年数カ月で書き下ろして出来てしまったもので、出版など考えてもいなかったものですが、「出版助成」の話が舞い込んで、急遽応募することになり、いま改めて読み返しながら、補正・推敲を進めているところです。じっくりと進めてまいります。