延原時行歌集「命輝く」(第2429回)(須磨・妙法寺川と千歳公園)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2429回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。


    6月12日

           森氏告ぐるやの歌三首

 一 原爆の犠牲者にぞや国籍ぞ関係なしと森氏告ぐるや
 二 さぞかしや米被爆者も御国にて今のこの時喜びたるよ
   (備考:森重昭「オバマは広島で私を抱きしめた」『文藝春秋』7月号、に以下の記述あり:「スピーチアが終わると、大統領は私と日本原水爆被害者団体協議会坪井直代表委員の方に歩いてきました。
 事前に日本の外務省の方から「オバマ大統領と握手をしてください」と言われていました。大統領と話せるのならばたくさん伝えたいことがりました。すこしですが、英語はできるので、直接語りかけようと思っていたのです。横にいた通訳に促され、オバマ大統領と対面しました。
 「長期にわたって多くの米兵の調査をしてくれましたね」
 と、大統領が話しかけてきました。
 「被爆死した十二名の米兵たちも天国できっと喜んでいると思います」
 私は言葉につまりながら小さな声で答えました。
 伝えるべきことは、他にもたくさんありました。それでもオバマ大統領が、私に直接ねぎらいの言葉をかけてくださったことで感情が高まり、言葉が続きませんでした。式典の後、メディアに、「頭が真っ白になってしまった」と言ったのは、そういう意味だったのです。
 私の目をじっと見ていたオバマ大統領と私の間にはもはや言葉は必要ありませんでした。心と心は通じ合ったのです。すべてを察し大統領はそっと手を出して、私を抱きしめてくれたのです。もう、涙を抑えることはできませんでした。」(121頁)」)
 三 前文やこの日初めて共大悲礎となす平和憲法







昨日は、ひょんなことから「滝沢克己協会」に属するご近所のメンバーによる小さな集いの企画がまとまりました。

滝沢克己協会会報」(第70号)をご覧になった神戸市内在住の芝田豊彦さん(『滝沢克己を語る』(春風社)にも寄稿されていた関西大学の先生)からの呼びかけを受けて、さっそく西宮市在住のおふたりーー九州大学での滝沢先生の教え子・田中寛さんと浜甲子園教会の伊沢誠さんーーに連絡をして、今月(6月)25日午前11時30分より中国料理・天安閣(JR神戸駅前)で、ゆっくりと語り合おうということになりました。(この日は、東京では滝澤先生を覚えて「等石忌」が予定されています)

早速、昨夜のうちにお三人方へメールでご案内を差し上げました。過日、「滝沢克己協会会員名簿」を取り寄せて、久しぶりに呼びかけてみようかな、と思案をしていたところでした。おもしろいことがおこりますね!


本日の写真は、桜の季節は大変賑わう妙法寺川のところ(上の写真)と、神戸の大震災の時に大きな傷跡を遺した須磨・千歳地区につくられた「千歳公園」(下の写真)です。



そして、新長田駅前のひろばにあるモニュメントと。