延原時行歌集「命輝く」(第2405回)(増田製粉の煉瓦塀、和田岬線の遮断機、そしてキャナルタウンのスズメたちの水浴び)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2405回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

先生の師のひとり・ジョン・カブ先生から、来年年明けに来日の予定とのお手紙が届き、さっそく日本での「おもてなし」の段取りをすすめられたことなどを詠まれた「今日の歌」−−「突然にの歌」が届きました。

昨日はそのことを巡って、先生からは多くのことをお電話とメール便を通して教えていただきました。嬉しい一日でした。


    5月19日

            突然にの歌四首

 一 突然に米恩師よりメールあり来春訪日したきやがさて
   (備考;18日記す。ジョン・カブ先生ご芳書「義理の娘が真光にて活躍中。Jean (夫人)昨年クリスマスに帰天せし後、漸く訪日を思ひつきたり」との由なり)
 二 昨夜うち友垣メール飛び交ひてどうやら京都母校ぞや佳し
   (備考:田中裕、和田喜彦の両教授と小生にて恩師のメールに即応せり)
 三 盛大な学術対話John Cobbを囲みてこそぞ京や賑はふ
 四 詳しくは今に結実せんとやと我や望むや友垣の知恵
 五 その頃や我が新著ぞや上昇し新新著もや出でしあらむも
   (備考:新著『良寛「風の歌」にちなんでーー御友神学の省察』、新新著『「変貌論」の時代の神学――良寛「散る紅葉」から神のエコゾイックスまで』Toward a Theology of the Age of "Metamorphosis Theories": From Ryokan’s “Song of Falling Maples” to Divine Metaphysics なり)






上の写真は、旧い歴史を刻んでいる「増田製粉」の景色です。会社を囲んでいた煉瓦塀は、いまはわずかに残るだけですが、正門にある風見鶏も絵になるものです。

会社のすぐ裏に「兵庫運河」が通っていますが、そこから見た景色が最初の写真です。


この「兵庫運河」の橋を渡ってすぐのところにJR兵庫駅から和田岬線があり、遮断機のある踏切がありますが、いまではこの路線は荷物を運送するだけになっています。

昨日、ちょうどこの踏切にさしかかったとき、カンカンと遮断機の警報が鳴り始めて、車両の通過するのを待ちました。長く暮らしていますが、こんな経験は初めてのことで、カメラを構えて待つのですが、なかなか通過いたしません。

待ちくたびれるほどの長さでしたが、やっとジーゼル車にひかれた列車が・・・・。



昨日はチャリンコに乘って兵庫駅横のコープさんへ買い物に出かけました。その途中の出来事が、「和田岬線体験」でしたが、ここからすぐ近くに広い公園があって「キャナルタウン」につながっています。



最後に、ここで水遊びをしているスズメチヤン達に出会いました。

これまでなんどか「雀の砂浴び」を公園などで見かけましたが、ゆっくりと「雀の水浴び」をみるのは珍しいことでした。

しばらくの時間でしたが、見飽きることのない家岸でした。








長く神戸に住んでいて、