延原時行歌集「命輝く」(第2404回)(私たちの住宅団地−アマリリスと薔薇、雑草とネコたち)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2404回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

先生は、新著が出るたびごとに、学友や知友に歌を添えて謹呈することを楽しみにしておられますが、そのやりとりがまた、いいですね!


    5月18日

           感謝溢るやの歌七首

 一 幼稚園クラスメートの坂本君拙著愛読熟年愉楽
   (備考:何と言ふ有り難き事か。5月14日付我が伊丹幼稚園同級坂本武君よりお便りありたり、嬉しも:「拝啓 新緑の候先生御達者でいらっしゃいますか、お伺いします。キリスト教と仏教についての立派なご本沢山ご恵送下さり喜んでいます。私の手元には、あなたに一番近い御方は誰ですか、二冊、無者のための福音、一冊、復活の省察上巻、一冊、宇宙時代の良寛と再説、二冊、良寛「風の歌」、一冊を頂いています。まだ、お支払いの済んでいない分がありましたら御請求おねがいします。
 教会の帰り道に(注。延原が日本キリスト教団伊丹教会の伝道師をしていた頃のこと)月山(注。伊丹中心街のお好み焼き屋)に寄り仲間と一緒にはいからうどんやたこ焼き等を食べた思い出があります。まったく昨日の様に思い出されます。五十五年もキリストの教会にお世話になっていますのに聖書の学びは皆目です。旧約では詩編箴言、それと新約聖書です。真理への忠誠については、テモテへの第一の手紙五節の聖句等あります。人間学についてもまだまだです。
 良寛「風の歌」を読み返していますが、優しい学びであり、教会へ行かなくても聖句は解釈できる思いです。また今朝の朝日の教育欄にもあります様な記事についても(注。拙著を通じて) 学べる思いです。敬具   人生や能勢の山々緑なす  山燃えてゴールデンウイーク能勢の里
坂本武
延原時行様」)
 二 ここ七年次々五冊信子本良寛本や風ぞ持て来る
 三 かくて我老後に俄然生き返り日夜文書くリズムげに佳し
 四 我妻や絶後笑み増し不思議やも死線を越ゆるリズム汝作(な)す
 五 数々の読後感をやいただきて我や知るなり時代の和み
 六 お優しき御心御花香しき見るほどに我感謝溢るや
   (備考:新発田良寛会会長 星野淳雄氏に拙著『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』を五部謹呈申し上げたところが、5月5日付のお手紙を立派な献花と共に昨日いただきぬ、感謝無尽も:「延原時行先生 先般は「良寛風の歌にちなんで」のご著書を多数ご恵与いただきありがとうございました。みなさんは無料ということは心苦しいのでせめて半額ぐらいは、ということで、先生の奥様に花をお供えしようということになりました。いつもご著書にあるように奥様を思いやる限りない慈しみを感じております。
 二十八年五月五日
 星野淳雄」ちなみに、第六首は、これを添えて、拙稿「平和基礎論としてのホワイトヘッド平安哲学」(『ACADEMIA』No. 156, 2016.4, 11-21頁)五部謹呈を星野会長様に託した際の添歌なり)
 七 なにやらぞ皆様方のご親切妻の飛来のごとく思はる






今朝も爽やかな五月晴れです。洗濯と掃除を終えて・・・・。

窓も開けっぱなしにして、少しもやって見える六甲の山並みを遠望しながら、書斎のデスクで、いまパソコンに向かっています。

先生から頂く「メルマガ」(風の便り)は、私にとって大切な「朝の歌」ですが、まずこれを開いて一読、二読・・・このブログUPを楽しむのが日課となっています。


毎日毎日、身近なところで、新しい出来事がありますが、昨日は、あるNPOの知り合いが、絵本作りのワークショップに活用したいと言って、我が家で大切に所蔵している新本の絵本を100冊を持ち帰っていただきました。

「小さな出会いの家」で震災のあと刊行させていただいた三冊の絵本の一の一冊ですが、我が家で眠っているのではなく、こうして活用してもらうのを、この絵本たちは喜んでいます。


ところで、私たちの住宅団地には、高層住宅がコの字型に1号棟・2号棟・3号棟と囲んでいます。三百数十戸があって、わたしの3号棟には、160戸ほとあります。

広い中庭にグランドと遊び場、そして集会所などがあって、ここにも手づくりの「中庭の花壇」をつくっています。いつもここで取り上げている花壇は、3号棟の表側にある「さんさん花壇」です。


本日の写真は、昨日午前中、この住宅団地をぶらり散歩して撮ったもので、雑草やねこ、アマリリスやバラや・・・まぜこぜにして並べておきます。