延原時行歌集「命輝く」(第2397回)(ぶらり散歩―美しい小庭など)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2397回)
  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」

今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

まことに不思議なご縁で、延原先生の若き日より――先生は同志社大学神学部の二級うえで、神学生寮「壮図寮」の時代から――特に先生ご夫妻の開拓伝道「加茂兄弟団」時代に、私たちも神戸の住人となり「番町出合いの家」(在家労働牧師」の道に招かれて、先生の主宰になる「神戸自立学校」に加わらせていただいて以来、今日までずっと途切れることなく、半世紀を超える「ともいき」と相成る中・・・・

先生の本日の歌にある、先生の若き日からの「表現者」として年年歳歳の「本づくり」の歩みの妙味を、ずっと身近かに触れてまいりました。


   5月11日

           今やこその歌十首

 一 今やこそ風神学のシリーズ本贈る春我楽しみにけり
 二 此度のや「風の歌」本前作の「ホ氏風神学」在りてこそ成る
 三 それまさに摂理の不思議今にして我や悟るやいみじくもとや
 四 しか見れば天が下なる一事はやその職分なし次に送るや
 五 一事にて万事なす事無理ならむ著作にしてがこの気風佳し
 六 この妙味悟りてこそやこの春や「風のシリーズ」贈る楽しも
   (備考:『宇宙時代の良寛再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』(2014年)と『良寛「風の歌」にちなんでーー御友神学の省察』(2016年)併せて贈る楽しみや、誠楽しや、著作者の醍醐味なり)
 七 ホ氏ならば一作倶現次作へと推移なるとぞ喝破せしぞや
   (備考:有機体の哲学における“concrescence(growing together, becoming actual”「倶現・合生」と「成りたるものの未来への対象化」“transition”の絡まりの妙味、此度や我が著作の事として味わひたる、実に面白し)
 八 なにごとも一事に全力打ち込むも後につながる思う楽しや
 九 さながらやこれ人生の妙味なり生死一体「滅して不滅」
   (備考:See Whitehead’s saying: “We perish and are immortal.”[PR, 351, 82])
 十 次作をや楽しみとなす心事はや永生期する楽しみと一





昨日も一日中、雨、雨、雨…

上の写真は、午前中、ご近所の郵便ポストに投函するために出かける途中で撮ったものです。

そのあとに、あるお宅の小さなお庭に立ち寄って撮らせた頂いた数枚です。

建築関係のお仕事をされていて、道行く人がだれでも足を止めて、庭の花を楽しむことができます。



以下、その帰りみちと、午後のぶらり散歩のものも加えて、並べます。