延原時行歌集「命輝く」(第2395回)(ぶらり散歩―ツバメちゃんと雑草と)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2395回)

  「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

昨日は「母の日」でしたが、先生の「今日の歌」は「我が母やの歌」です。先生の御母堂・きよのさんは、ひごろ俳句や短歌を詠まれる方でしたので、神戸自立学校の機関紙「月刊・いぶき」には、いつもその作品を寄せてくださいました。

先生ご夫妻は、長年にわたって米国にあってご活躍中でしたが、先生は単身ベルギーのルーヴァン大学の客員教授の時もあるなか、御夫妻のご活躍ぶりをときおり、御母堂・きよのさんにお電話でお伝えしていて、とても喜んでいただいておりました。

三木・志染教会における御母堂のご葬儀には、神戸自立学校の皆さんも多く出席しましたが、そのときの棺の中のあの美しい「笑み増し」のお顔は、いまも鮮やかによみがえってまいります。


    5月9日

           我が母やの歌十首

 一 我が母や在家称名称へつつ「御国見た」言ひ恍惚とせり
   (備考:1989年のクリスマスイブのころなり。腰が痛いと訴える故「これやっとき」と在家称名を米国クレアモントからの手紙でもう何か月か前に教へたりき:「イエスース・クリストス・インマヌエール・アーメン!イエスはキリストなりと言ふは、神我らと共に在す、と言ふ意義なり。誠に然り」この在家称名を母延原きよのは、この日も何時もの様に炬燵にあたって称へていたる時、「見た」と言へり。「それはそれは神々しい御国やで」「そうか。もうそれ以上ないわ」と我言へり。心に言ひ難き喜びありたり)
 二 我はしも敬和に赴任一年前初顔合せ終りて帰省
   (備考:敬和学園大学チャプレン兼哲学教授に赴任一年前の教員初顔合わせは、ホテル泉慶にて行はれたり。その帰りに兵庫県三木市にてクリスマスイブの日のことなり)
 三 教会に母を支へて行きたるや荘厳の風晦日礼拝
   (備考:三木志染教会に出席せり)
 四 元旦に母のマンション出づる時なぜ深々とお辞儀母せる
   (備考:兄とタクシーで伊丹空港に滑り出したるその時、我お辞儀せる母に手を振りつ、これが最後ならむか、ふと思ひしも)
 五 正月の十七日に兄電話「悪い知らせや」聴きて帰省ぞ
 六 ロスからの機上で我やウイスキー求めて兄叔父友に土産ぞ
 七 此度のや母の帰命の喜びに乾杯やってと願ひしや我
 八 御国見し母の葬儀やいと嬉し面輝きて望み溢るや
 九 帰米して見し夢にぞや現れし薬玉はじけ大歓声あり
   (備考:次から次から人形たちが母のマンションに集まりディズニ―ランドの「スモール・ワールド」の行進さながらの賑やかさなりき。拙著『無者のための福音――プロテスタント原理の再吟味を媒介に』(福岡・創言者、1990年)、あとがき、参照)
 十 この話幾たびぞ我我妻に聴かせしことか聴き入る君に






昨日は好天気で、洗濯物もいっぱいいたしましたが、今日は朝から雨模様です。

予定では、本日午前中、花壇の植え替え準備に取り掛かることになっていますが、どうなりますか・・・。

そんなわけで、昨日が今の花壇の花の最後になりますので、記念に取り置きしたのが上の写真三枚です。


本日の写真も、いつもの「ぶらり散歩」の数枚ですが、このところ、散歩中に、よくツバメの鳴き声を耳にしますが、なかなかカメラでとらえることができません。

昨日の写真では、たまたま、目の前の小さな水たまりに、一羽のツバメがやってきて、うまくカメラにおさまったものの、説明を加えなければ、それがツバメであるとは、だれにもわからいような写真を一枚収めました。

本日は、ツバメの巣のあるお宅の前の電線にとまって、身づくろいをするツバメをパチリ・・・。

はじめの鳥は、これはスズメちゃんですが、2枚目と3枚目はツバメです!!



つぎは、市場に行く途中の、広場の雑草たち・・・



昨日であった、薔薇ちゃんたち・・・・



そして最後に「須磨離宮公園」の写真を数枚・・・