延原時行歌集「命輝く」(第2374回)(ぶらり散歩――あんずの実やさとざくらなど)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2374回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(247−6)厳かにの歌、我覚るの歌、称名聴こゆの歌、それにせよの歌、快哉の歌、大いなる学びの歌、人生神学の歌、復活嬉しの歌、驚きぬの歌、佳しの歌、嬉しきはの歌、命息吹の歌、心にぞの歌(2016年3月21日~31日)。

    3月27日
          復活嬉しの歌七首

 一 復活の感動げにも奈辺ぞや「肉にてまかれ霊体と化す」
   (備考:第一コリント15章44節、熟読参照。「圧倒的受動性」宇宙人生の究境なり)
 二 我妻と弟子を天にぞ送りてや嬉しや嬉し寂しくやとも
 三 寂しきは世ぞ復活を露だにも感ぜずあるやその厚顔ぞ
 四 願はくば世ぞ厚顔を恥じてあれ甦りのぞ喜びのため
   (備考:「この朽ちるものが朽ちないものを着、この死ぬものが死なないものを着るとき、聖書に書いてある言葉が成就するのである。『死は勝利にのまれてしまった。死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。死よ、おまえのとげは、どこにあるのか』」第一コリント15章54節―55節。これ「衆生無辺誓願度」なり)
 五 心をば打ち砕かれし我が弟子や悔ひてこそぞや称名の口
 六 我や見し笑み仄かにや萌してや君が面もち御友ありてぞ
 七 御友共我妻絶後笑み増して切れ目なき笑み全うせるや


    3月28日
           驚きぬの歌六

 一 驚きぬ「宇宙時代の良寛」ぞ急上昇に神意示さる
   (備考:旧著『宇宙時代の良寛ーーエコ神学者トマス・ベリーと共に』新潟・考古堂書店、2013年 急上昇:3月24日アマゾン、254251位なり、只今「良寛」801件中27位なり、この著今まで低調なりし故に驚きぬ。書物にはその時在りと言ふことか)
 二 夙に我「宇宙の義認」綴りしや親しき二人往きてこれ見る
 三 我妻と我が弟子とぞや御国入り宇宙義認を喜びぬげに
 四 なにごとぞ拙著諸欄に上昇す御神の栄げにも称へむ
   (備考:アマゾンの仏教とキリスト教欄には:『仏教的キリスト教の真理』『対話を越えて』『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>』上位なり。西田哲学欄には:『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>』然り。キリスト教神学欄には:『ホワイトヘッドと西田哲学の<あいだ>』然り。神学欄には:新著『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』然り。良寛欄には:同書然り。ジュンク堂では:『復活の省察・上巻』『宇宙時代の良寛・再説――ホワイトヘッド風神学と共に』然り)
 五 雪の中寒し言ひつつ励みしも春の陽や射す今日の日やあり
 六 日々に熱誠の友我が歌をUPいただく深謝無尽ぞ

            佳しの歌六

 一 春の日や鰤大根を煮あげては銀シャリと食ふ楽しさや佳し
 二 父君の光速御友信心を合気道にて解す君佳し
   (備考:木原和彦兄の人生神学的問「特殊相対性原理光速や魂霊的には何なるか」に我「それ御友一瞬我らを御父に運び給ふことなり」と答へたるを、寛君合気道の「一瞬」にて了となしたる甚だ佳し)
 三 人誰も彼しか言へぬ人生の神学言ふや時ぞ輝く
 四 うだうだと説明要らぬ直覚ぞ世間対せず御父面すや
 五 人誰も世間根城に人生を窮めゆくこと如何で成し得む
 六 窮むとは御父の前で成すを得や御友我らを運びたまへば

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今朝もまだ先生のメルマガ「風の便り」で届く予定の「今日の歌」が未着のため、昨日に続く3月27日と28日の歌を収めさせていただきます。昨夜のうちにパソコンの回復も完了しているはずですが、新しい機種になれるのは少し時間をようするものと思われます。とりあえず昨日は、お約束の論文を完成させて掲載先へ送付済みですので、あとはゆっくりと、一歩一歩ということです。





熊本と大分の激震被害は広範囲に激しいものになってきました。避難の方々の厳しい今の環境は、雨もあって大変のようです。21年前の二日間の野宿の経験が思い出されます。これから長期戦です。

上の写真は、昨日の私たちの花壇です。これからいっそう美しくなってきます。



上は、午前中の市場への買い物を兼ねたぶらり散歩の写真です。

以下の写真は、午後のぶらり散歩で撮ったものです。昼寝から寝起きの二匹のねこちゃんとともに収めておきます。



午後3時過ぎですが、奇麗な青空に、半月のお月さんが見えます。

そして、この前まであんずの花が満開でしたが、いまは立派な実をつけています。