延原時行歌集「命輝く」(第2375回)(昨日の一日:はじめ瀬戸海の白波・おわり夕焼け)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2375回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(247−8)厳かにの歌、我覚るの歌、称名聴こゆの歌、それにせよの歌、快哉の歌、大いなる学びの歌、人生神学の歌、復活嬉しの歌、驚きぬの歌、佳しの歌、嬉しきはの歌、命息吹の歌、心にぞの歌(2016年3月21日~31日)。

    3月29日
            嬉しきはの歌八首

 一 嬉しきは此度の葬儀英文稿逆接真理歌ひ挙げしや
   (備考:逆接真理とは、この世とその死とを、死の死に在す御父御国に一切包摂さるる恵みなり。エコロジカルには、この逆理「神Ecozoics(エコ=空=生命学)」ありて世界のエコロジー在りの事理のことなり)
 二 この世のぞ理屈にあらず圧倒的死を吞む真理神Ecozoicsこそ
 三 花咲くや花咲くでなし無に在りて神や咲くなり花として実に
 四 人生くや人生くでなし無に在りて御友生くるや人として実に
 五 我もはや生くるに非ず基督ぞ我がうちにてや生き給ふぞや
   (備考:ガラテヤ書2・20、熟読参照)
 六 この事理や万象神となす論理非ずしてこそ汎在神論
 七 世の人や汎神論を信じてや「無に在る神」に在るや知らずや
 八 神こそは無に至誠ぞや然る故汝至誠なれ御友のたまふ
   (備考:マタイ5・48、熟読参照)


    3月30日
            命息吹の歌四首

 一 我が友と最後の文を交はし得て嬉しや嬉し天父御座まで
   (備考:アインシュタインの特殊相対性原理「時間なき光速」の魂霊的解釈「御友に一瞬にして天父へと運ばるること」につきて文交わしたるなり。如何に楽しき!)
 二 「本作る父さんやって」妻の言ふかくて仕事や授かりしなり
   (備考:それの如何に大いなることか!無限の激励なり)
 三 仄々と往きし友妻思ふ時命息吹や燃ゆるほどにて
   (備考:悲しきにあらず。燃ゆるなり)
 四 熱誠の友や握れる手に温みありてぞ友や信仰談義
   (備考:これ石切生喜病院にての最後の面会(3月4日)の情景とや我鳥飼慶陽師より聞けり。木原和彦兄の命息吹燃えたり)


    3月31日
            心にぞの歌七首

 一 心にぞ思ひ浮かぶは妻の笑み仄々とせる友の口元
 二 人生の最期にあるや何あらむイマヌエルこそアーメンなるや
 三 御神や我らと共に在すことただ御友のぞ御運びありて
 四 この一事恩師唱ふる原事実その底に在り飛翔まにまに
   (備考:滝沢原事実論見しは「世の根底」なり。ヨハネ1・1・第一項「太初にロゴス在りき」の意義これなり。この根底に根底(内奥)あり。それ「ロゴス神と共にありき」の秘儀やこれなり。秘儀飛翔す。それヨハネ1・1・第二項《pros ton theon》「神と共に」の意義なり。滝沢これ知らず)
 五 我妻や絶後笑み増す不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 六 イマヌエルいや果てにぞや飛翔なり地の根底や御父称へつ
 七 誰がぞや地の根底が飛翔すと思ひしやこそ御友嬉しや
 八 地の根底飛翔すほどの奇蹟なしこれ誠にや復活使信

       ♯              ♯

上には3月29日から31日までの歌を収めました。明日からは4月1日以降の歌を収め参ります。先生のパソコンの回復もあって、昨日はお急ぎの仕事に集中、追々メルマガ「風の便り」の再開と進んでまいります。





昨日は朝から神戸も荒れ模様でした。上の写真は、ベランダから望む風景で、瀬戸内の白波が目に入ります。黒い雲が速足で走り抜けていきます。

昨日はかつて学生さんだった知り合いの来訪を受け、夕食を共に致しましたが、お昼前のぶらり散歩を兼ねた買い物は、暑いほどの気温で、汗が出ました。

そのときの写真を数枚収めます。



そして最後に、昨日の夕暮れを、ベランダで撮ったものです。