延原時行歌集「命輝く」(第2356回)(ソメイヨシノーーいま満開です!)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2356回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(245−5)春の歌、心延えの歌、御神やの歌、いそいその歌、「本作る」とはの歌、御友本の歌、昨日今日の歌、解の歌寛君なりの歌、大乗基教の歌、歓喜脈々の歌、左腕の歌、祈り歌、いのちの歌、かく軽くの歌、しんしんとの歌、早々との歌、我妻やの歌、それにせよの歌、人いのちの歌(2016年3月1日〜10日)。

    3月5日
           寛君なりの歌七首

 一 我が友の再入院を告ぐるあり子息の思ひケータイに切
 二 年初にやアインシュタイン原理にぞ神学何と言ふや友問ふ
   (備考:信仰の友の問これなり)
 三 賀状にて御父界にや御友界相対性の二相と答ふ
 四 此度の書御友神学詳説す恐らく友や歓び給はむ
 五 要するにかかる問こそ友心事燃へて尽きざる趣やあり
 六 然る故昨日子息ケータイに我が確信を述べたりしもや
   (備考:この確信最高の薬なりと我信ず)
 七 「父入院」告ぐるケータイよく聴けば声酷似すも寛君なり
   (備考:我早とちりせり。而してご本人のお声かと思ひ、要点に直行せり)

           大乗基教の歌二首

 一 歓喜とは御友運びて我らをや御父に至るこれイマヌエル
   (備考:ヨハネ1章1節第二項:「ロゴス神と共なりき(pros ton theon)」こそ「イマヌエル」の至純なり。所謂「インマヌエルの原事実」は、まだここに至らず、人実存の根底を言ふにすぎず。この根底に深奥ありて「御父に向かう」こそ「ロゴス神と共なる」インマヌエルの真意なり。恩師滝沢ここは見ざるなり。それ故に我が発見の歌我に取りて重要なり:我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す。「深き低み」滝沢の言ふ「インマヌエルの原事実」なり。「その底」こそ「原事実の内奥」なる「ロゴスの御父への関係」なり。この関係「御友我らを担いて御父へと飛翔し給ふ」共復活なり。復活必ず共復活なり。このこと洞察せしは、ホ氏なり。以下の文言極めて重要なり(幾度も繰り返し我引用するも):"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attension.” [AI, 295])
 二 我はしもイマヌエルをば呼びてげに大乗基教と称へまつらむ

           歓喜脈々の歌三首

 一 我妻や確固不動の永生にある歓びぞ胸に響きぬ
 二 我妻が御国に深く容れらるやこの胸や聴く歓喜脈々
   (備考:歓喜脈々とは、天に妻永生の歓喜脈、地にて我が胸歓喜脈とぞ)
 三 この呼応如何に寂しきこの世とは相違せるかな御友ありてぞ

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今朝も上の歌(3月5日)の歌に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

このところ連日、先生の若き日からの友・木原和彦さんに触れて詠い続け、さらに新たな境涯の妙を讃じておられます。「今日の歌」には、先生の新著『良寛の「風の歌」にちなんでー御友神学の省察」(考古堂)のカバーの試し刷りをお土産に、最後のお見舞いとなった時のことも詠っていただき、ありがたいことです。

    3月30日
            命息吹の歌四首

 一 我が友と最後の文を交はし得て嬉しや嬉し天父御座まで
   (備考:アインシュタインの特殊相対性原理「時間なき光速」の魂霊的解釈「御友に一瞬にして天父へと運ばるること」につきて文交わしたるなり。如何に楽しき!)
 二 「本作る父さんやって」妻の言ふかくて仕事や授かりしなり
   (備考:それの如何に大いなることか!無限の激励なり)
 三 仄々と往きし友妻思ふ時命息吹や燃ゆるほどにて
   (備考:悲しきにあらず。燃ゆるなり)
 四 熱誠の友や握れる手に温みありてぞ友や信仰談義
   (備考:これ石切生喜病院にての最後の面会(3月4日)の情景とや我鳥飼慶陽師より聞けり。木原和彦兄の命息吹燃えたり)




今朝も暖かな朝です。ポカポカ陽気になるようです。

上の写真は、今朝の日の出です。陽の登る場所が少しずつ移動していきますが、今朝の景色は珍しく、カメラに収めました。



今朝の地元「神戸新聞」の記事です。一昨日は「賀川豊彦記念・松沢資料館」の研究紀要『雲の柱』の最新号(第30号)の寄贈をいただいたばかりですが、神戸と徳島の賀川記念館共々連携を深めながら、地道な取り組みが進んでいます。頼もしいことです。


このところ友の来訪や孫たちの春休みの来訪が続きましたが、ぼちぼちに蝶がもどってきそうです。

昨日は夕刻からのある法人の会議があって、自転車で出かけましたが、途中「志里池公園」のソメイヨシノの咲き具合を確かめてみようと立ち寄ってみました。

ところが、なんとなんと、いまそのソメイヨシノが満開でした! 

今朝もラジオでは、「全国でソメイヨシノの満開のところはなく、今日あたりは各地で満開の便りも聞かれるかもしれません」と告げていましが・・・。

夕刻でしたから、うまく撮れていませんが、ぜひぜひ、ご覧いただきます!!






もう一カ所、在るご自宅の前に咲くスバラシイ桜の木があります。毎年この季節になると眺める古木ですが、昨夕はまだ満開ではありませんでしたが、今年も美しく咲き始めていました。

これからしばらくは、桜三昧ですね。