延原時行歌集「命輝く」(第2353回)(友と神戸北野坂異人館街散策)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2353回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(245−2)春の歌、心延えの歌、御神やの歌、いそいその歌、「本作る」とはの歌、御友本の歌、昨日今日の歌、解の歌寛君なりの歌、大乗基教の歌、歓喜脈々の歌、左腕の歌、祈り歌、いのちの歌、かく軽くの歌、しんしんとの歌、早々との歌、我妻やの歌、それにせよの歌、人いのちの歌(2016年3月1日〜10日)。

    3月2日
          いそいその歌八首

 一 永生の喜び夢の妻に満つ御父御許に往くやいそいそ
 二 誠にや御父我をぞ造り給ふ御許に憩ふまで安きなし
   (備考:これ聖アウグスチヌスの『告白』に書きし心延えなり。信子思ひ出奉献の心延えこれに合す)
 三 今やこそ御許に憩ふ何故ぞ思ひ出なべて献げ尽くせば
 四 原事実ただ事実にて非ずして深き欣求を湛えにけりや
   (備考:滝沢原事実論に、この欣求見へず。神人一体の原事実の内奥、「ロゴス神と共なりき(pros ton theon)」=ヨハネ福音書1章1節第二項=なり。それ故に、人死してのち御友飛翔に運ばれて御父のもとに往く歓喜蔵すや。我妻信子の信仰これなりき。それ我「心延え」とは言ふなり)
 五 そのことを妻の手記ほど表はせしものぞなきとや我げに覚ゆ
 六 故に我焼き場に妻や骨燃ゆる厭はぬ意気に胸震へけり
 七 我妻や御父御許にいそいそと往くや心や永久に映え往く
 八 いそいそと御父のもとに往く信子汝が命ぞや永久に尽きざる

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今朝も上の歌(3月2日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

  3月27日
           復活嬉しの歌七首

 一 復活の感動げにも奈辺ぞや「肉にてまかれ霊体と化す」
   (備考:第一コリント15章44節、熟読参照。「圧倒的受動性」宇宙人生の究境なり)
 二 我妻と弟子を天にぞ送りてや嬉しや嬉し寂しくやとも
 三 寂しきは世ぞ復活を露だにも感ぜずあるやその厚顔ぞ
 四 願はくば世ぞ厚顔を恥じてあれ甦りのぞ喜びのため
   (備考:「この朽ちるものが朽ちないものを着、この死ぬものが死なないものを着るとき、聖書に書いてある言葉が成就するのである。『死は勝利にのまれてしまった。死よ、おまえの勝利は、どこにあるのか。死よ、おまえのとげは、どこにあるのか』」第一コリント15章54節―55節。これ「衆生無辺誓願度」なり)
 五 心をば打ち砕かれし我が弟子や悔ひてこそぞや称名の口
 六 我や見し笑み仄かにや萌してや君が面もち御友ありてぞ
 七 御友共我妻絶後笑み増して切れ目なき笑み全うせるや





昨日も好天気に恵まれ、友をお連れして、神戸北野の異人館街を散策しました。

上の写真は、学問の神様として親しまれている北野天満神社とその隣の風見鶏の館です。桜も満開になっています。

此処でカレーライスや六甲のアイスクリームをいただいたりして、異人館パスポートを求めて「旧W・クンツェ邸跡オーストリアの家」「旧ヨハン・フラウベルト邸跡デンマーク館」「旧ヴォルヒン邸香りの家オランダ館」などぶらりぶらり・・・・。



風見鶏の館前の「北の町広場」では、大道芸・猿回しなどあって、観光客を魅了していました。