延原時行歌集「命輝く」(第2352回)(良き友遠方より来る―お好み屋「織」さんと神戸ポートタワーと)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2352回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(245−1)
春の歌、心延えの歌、御神やの歌、いそいその歌、「本作る」とはの歌、御友本の歌、昨日今日の歌、解の歌寛君なりの歌、大乗基教の歌、歓喜脈々の歌、左腕の歌、祈り歌、いのちの歌、かく軽くの歌、しんしんとの歌、早々との歌、我妻やの歌、それにせよの歌、人いのちの歌(2016年3月1日〜10日)。

    3月1日
            春の歌四首

 一 燃えあがる情熱とぞや精密や心にたしか春や来にけり
 二 いよいよや復活中巻編みゆかむ我妻の笑みさらに豊かに
 三 仄々と我が愛妻の二周活祝ひてこそや御友本出づ
   (備考:『良寛「風の歌」にちなんで――御友神学の省察』新潟・考古堂書店、2016年)3月中旬上梓の由、嬉し)
 四 時代のや我が構想を打ち出さば英文稿や賑ひてあり
   (備考:My essay “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics,“ Open Theology 2015; 1: 494-511.カナダ宗教学会HPほかにて閲読のごとし)

           心延えの歌十首

 一 朝夢に妻や溌剌現れぬ復活の家喜びて往く
 二 我妻の切れ目なき笑みありてこそ岸辺の御友我覚りたり
 三 人と生き勝れる誉れ誰か得む切れ目なき笑み湛えるや君
 四 これ誠思ひ出なべて御父へと奉献ねがふ心延えにて
   (備考:2010年早朝我妻一文我に見せし:「加齢とともに、いつかは果てる時もいずれ来る身を自覚すると、一期一会を大切に、棺が焼けても天父のもとに持参できる思い出をふやしたい」。拙著『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語]』東京・日本基督教団出版局、2011年、119頁、参照)
 五 心延え御友祐けし岸辺にてイマヌエルげに妻や飛翔す
   (備考:イマヌエル、ヨハネ福音書1章1節第二項の意義におけるそれなり:「ロゴスは神と共なりき(pros ton theon)」。イマヌエル元々厳密には、ロゴスの御父へと共なる関係にあるなり。恩師滝沢克己先生の言はれし「インマヌエルの原事実」は人の実存の根底を言ひ表したり。「ロゴスの御父と共なる関係」は、実存の根底の奥所なり。この奥所にて御友とともに天父へと一切の思ひ出を携えゆくこと、我妻の生涯の欣求なりき、心延えなりきーー「棺が焼けても」。今朝の夢の開示せるは、『復活の家』を喜びて、天父のもとへ飛翔する妻の究極の喜びなり。これ彼女の心延えなり)
 六 我覚るイマヌエルとは御友にぞ運ばるる幸御父へ飛翔
 七 さればこれ思ひ出なべて御父へと奉献せんと欣求在りてぞ
 八 この欣求心延えとぞ我や呼ぶ我妻信子心延え佳し
 九 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 十 人生や御友とともに御父へと全く消ゆるに心延えあり

            御神や一首

 一 御神や腕もネットも癒し給ふ今朝の思ひぞ清々しきや

       ♯              ♯

今朝も上の歌(3月1日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月26日
          人生神学の歌六

 一 我が友や生涯の問突き詰めし誠お見事光速御友ぞ
   (備考:アインシュタインの特殊的相対性原理光速にては時間なしと言ふも、その魂霊的意義や昨年12月17日の文にて木原和彦兄訊きたるに、我答へたり。「それ、御友我らを御父へと間髪を容れず運び給ふことなり」と。而してその如く成れり:2016年3月19日〜21日)
 二 我妻や思ひ出なべて御父にぞ奉献なすや命とぞ言ふ
   (備考:而してその如く成れり:2014年3月11日〜13日)
 三 我妻や絶後笑み増す不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)
 四 復活の信者なりたる二人とも独自人生神学を生く
   (備考:如何に恵まれたるかな。人生ただ仕合せなるが佳きことにはあらず。人生神学を把持し、生くるを誠の仕合せとは言ふなり)
 五 底の底ロゴス御神と共なりきいそいそと往くイマヌエル道
 六 この人生越えていそいそ往きてこそ命なりけりイマヌエルげに


 


上は昨日の私たちの花壇です。チューリップが咲き始めました。

今朝も快晴です。

昨日は遠方より友の来訪を受け、若き日の懐かしい話など交わして、昼は須磨浦の海を、夜は「神戸ポートタワー」や神戸ハーバーランドのMOZAIC界隈と元町商店街をぶらりぶらり・・・



我が家の近くにあるお好み屋さん「織」さんで、ベルギービールなど頂きながら・・・・。


終りに、昨日のご近所の花々を数枚収めます。