延原時行歌集「命輝く」(第2349回)(ぶらり散策―神戸総合運動公園の菜の花)

              
  延原時行歌集「命輝く」(第2349回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(244−6)不思議の歌、如何なるかの歌、或日の歌、敷衍の歌、続・敷衍の歌、皆の歌、春来るの歌、具体的の歌、めでたしの歌、復活の家道場の歌、「本作る」とやの歌、此処に在りのうた、ひらひらのひらの歌、雪雪よの歌、体や尊しの歌、これにてやの歌、今一冊やの歌、愛づの歌(2016年2月21日〜28日)。

    2月26日
           此処に在りの歌四首

 一 赴任して我考へぬこの田舎学術の都と如何でせんかな
   (備考:1991年春、敬和学園大学宗教主任兼哲学教授に我就任す)
 二 それにはや毎年紀要に英文稿書きて出だせば人閲読す
   (備考:人=地球の人なり)
 三 そのうちにネット時代に成りにけり我が英文稿地球で名得し
 四 今ではぞ少しは知らるNOBUHARAぞ”Divine Ecozoics”著者此処に在り
   (備考:My essay “Divine Ecozoics and Whitehead’s Adventure or Resurrection Metaphysics,” Open Theology 2015; 1: 494-511.賑はふ如し)

          ひらひらのひらの歌十首

 一 チャプレンに就任せしもチャペルなし復活信仰まるで欠如ぞ
   (備考:チャペルとは復活主礼拝の場なり)
 二 御神は誠目を留めましましぬ我妻絶後笑み増せしまで
   (備考:御父2014年5月20日朝「我信子甦らせし」と夢告したまへり)
 三 汝が笑みや生涯の際溢れてや絶後いや増す御友いませば
 四 我らが書「復活省察」出でて言ふ欠如の里に復活主ます
 五 この先に幾星霜や続かむも「復活省察」御友告げむや
 六 而してや新著「風歌」現るや御友神学飛翔語らむ
 七 生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ
   (備考:復唱)
 八 人や知れ越後の聖者良寛の風の歌こそ甦りうた
 九 焚くほどは風が持てくる落ち葉かな落ち葉刻々甦りてや
 十 誠にや我妻絶後笑み増すや永久の落ち葉やひらひらのひら

       ♯              ♯

今朝も上の歌(2月26日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。3月21日から本日までの三日分をまとめて送っていただきました。

    3月21日
           厳かにの歌三首

 一 厳かに前夜式あり我が友のイマヌエル信称へられしや
   (備考:2016年3月20日夜7時、枚岡教会にての故 木原和彦兄 前夜式にて浅見覚牧師、イエス―ス・クリストス・インマヌエル・アーメンの信仰を誉め給ふ)
 二 友生涯有終の美ぞかくてあり屹度天見る君や祝さる
   (備考:棺中の君が御顔「屹度天見る」如しなりき)
 三 見る者や御友なるなり我感ず一切破り天父に至る

    3月22日
           我覚るの歌一首

 一 思ひ出の永久なることぞ我覚る体(たい)も骨(こつ)もぞ永久にあらずや
   (備考:21日午後3時、斎場から枚岡教会に戻りて、我つくづくと覚りたり)

           称名聴こゆの歌五首

 一 君が面和みてやこそ口元に笑み仄かなり称名聴こゆ
 二 少しくや口や開きて称名のかたち麗し飛び立つごとし
 三 ふたりにや非ずしてこそ三人ぞ御令室とぞ我語りけり
   (備考:前夜式後「もう寛と二人です」と言はれたり。されど今21日、「いや、天国の和彦様とお三人ですよ」と斎場を後にして我言へり。「祈って呉れますよね」「そうですよ」)
 四 我がために祈って呉れる我が夫得たるや如何に嬉しきやこそ
 五 父汝に乗り移りしや寛君我や言ひたり「そうですか」笑む

           我やしもの歌三首

 一 我やしも三木に至りて妻墓参自作讃美歌朗々とぞや
   (備考:三木市金剛寺墓苑にて春爛漫のなか豊中の義妹用意せる白き花捧げぬ。「IXIA! 延原信子」の霊位麗し。空あくまで碧し、我が讃美歌「Soli Deo Gloria! インマヌエル、アーメン!」朗々たり)
 二 我が兄に新著謹呈談や佳し何時しか良寛御友神学
 三 昼餉いと楽しや楽し水入らず土産担いでよたよたの旅
   (備考:春爛漫の東海道「のぞみ」から上越「とき」まで段々に寒き風情も一瀉千里と帰宅せり) 


    3月23日
           それにせよの歌五首

 一 それにせよいそいそ妻や笑みや佳しいそいそこそや真理の姿
   (備考:「ロゴス神と共に(pros ton theon)ありき」(ヨハネ1・1・第二項)こそいそいその元の風なり)
 二 我が新著義妹に嬉しプレゼント良寛の風好まるるかな
 三 我が務めますます明らならむとす切れ目なき笑み常に祐くや
 四 切れ目なき笑みや常にぞ輝きて御友伝ふや信子麗し
 五 熱誠の友のUPをいただきて歌や伝へん御友のたより


昨日はあまりの好天気に誘われて、地下鉄に乗って「神戸総合運動公園」まで出かけて、今満開の「菜の花」を見てきました。

ここは、秋のコスモスが有名ですが、春の菜の花を見るのは初めてです。

駅から歩いて、撮影の順番に並べていますが、ちょうどこの時、澄み渡ったウグイスの鳴き声が響き渡り、木のてっぺんに二羽のカワラヒワが互いに鳴きかわして、頭上を舞い飛んでいきました。

なんだかこの景色を独り占めするのは申し訳ないような・・・・。