延原時行歌集「命輝く」(第2347回)(ぶらり散歩―梅ヶ香公園ほか)
延原時行歌集「命輝く」(第2347回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(244−4)
不思議の歌、如何なるかの歌、或日の歌、敷衍の歌、続・敷衍の歌、皆の歌、春来るの歌、具体的の歌、めでたしの歌、復活の家道場の歌、「本作る」とやの歌、此処に在りのうた、ひらひらのひらの歌、雪雪よの歌、体や尊しの歌、これにてやの歌、今一冊やの歌、愛づの歌(2016年2月21日〜28日)。
2月24日
春来るの歌三首
一 弥生のや半ばに新著上梓とや聞きて心に春来る
二 日ノ本や己が歴史の生地をばや良寛に見て出直さんかな
三 原爆に煽られてぞや憲法か御友とともに法源仰ぐ
具体的の歌八首
一 具体的いふ事窮むいのちなりその果てや何滅して不滅
(備考:これホ氏『過程と実在』末尾認識:"In this way, the insistent craving is justified--the insistent craving that zest for existence be refreshed by the ever-present, unfading importance of our immediate actions, which perish and yet live for evermore." [PR, 351])
二 その間に風一陣や吹き来たり落ち葉ありけり良寛や詠む
(備考:これ良寛の境地なり:焚くほどは風が持てくる落ち葉かな)
三 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
(備考:復唱)
四 岸辺にぞ御友悠然立ち給ふ誠滅して不滅いのちぞ
(備考:ヨハネ福音書21章4節、熟読参照)
五 我妻の絶後笑み増す見てや我如何にいのちや永久とぞや知る
六 いのち永久なるがゆえにぞ「本作る父さんやって」声や響くや
(備考:2014年2月13日北越病院での信子の言葉、御友の命法「わが羊を飼へ」(ヨハネ福音書21章15,16,17節)を受けしものなりとは、我が認識なり)
七 日英の拙著拙論大賑わい絶後笑み増す汝なしになし
八 「本作る父さんやって」言ひし妻誠言の葉実にも実にもや
延原先生は、昨日は友人・木原和彦さんの前夜式のために東大阪市内の教会へお出かけでしたので、本日のメルマガは到着していませんので、2月24日の歌のみになります。
本日の写真は、昨日のぶらり散歩で撮った「梅ヶ香公園」などのモノクロ写真をはさんで、ご近所のアンズやコブシ、そしてモクレンなどの花たちを収めておきます。
上は、ソメイヨシノです。
上は、立派なカイズカイブキです。
上は、ひがんざくらです。
これもソメイヨシノです。
本日は振替休日ですが、前記・木原さんの告別式が午前中に執り行われますので、これからそちらへ出かけてまいります。