延原時行歌集「命輝く」(第2340回)(特養ホーム「駒どりの郷』竣工式)

               
  延原時行歌集「命輝く」(第2340回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(243−7)
いよいよやの歌、葡萄パンの歌、さちの歌、幸ひはの歌、延原信子生涯完成の歌、実にの歌、飛翔の歌、歓びぞこれの歌、深夜我の歌、時と言ふものの歌、生死心の歌、主の羊飼ひの歌、笑む妻の体の歌(2016年2月11日〜20日

    2月17日
          時と言ふものの歌七首

 一 物事や時と言ふものありにけり英文稿に妻笑み短歌
   (備考:See my essay"Divine Ecozoics and Whitehead's Adventure or Resurrection Metaphysics, " p. 505.)
 二 今こそや汝が切れ目なき笑み詠ひ学術の場に死線ぞ超ゆる
   (備考:でや、ノーちゃん。そう、父さん、嬉しい嬉しい)
 三 我妻の切れ目なき笑み我打ちしこの時ありて稿やなりたり
 四 この事実印づけなば我が稿や時やある無し命欠くるや
 五 我が歌やげにや称へむ汝と共大変貌の心ひたすら
 六 我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   Wonderfully
   My wife smiles rich
   While passing;
The bottom of the deep abyss
Is risen toward the Father
 七 汝が笑みや生涯の際溢れてや絶後いや増す御友いませば
   (備考:復唱)

       ♯              ♯

今朝も上の歌(2月17日)に加えて、先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。

    3月14日
          いそいその歌十首

 一 御神よこの我が左腕高々と上がるや誠妻永生(いのち)受く
 二 世の人や「お寂しい事」言ふやとも活力こそや漲る我ら
 三 いのち果て妻の夢にぞ示す如天父御許に運ばるる幸
   (備考:運ぶ御方御友なり)
 四 我妻や絶後笑み増し輝けり解や今在り永久のいのちぞ
 五 我妻やいそいそとぞや歩みゆく生涯の果て御父の宴
 六 いそいそと歩みゆく汝それはぞや御友御父と共なるやこそ
   (備考:「御父とロゴス共なるや(pros ton theon)」(ヨハネ1・1・第二項)こそその内に招じ入れらるる気分(Stimmung)、これ「いそいそ」なり)
 七 我や知るロゴス御父と「共なる」や喜び宴「いそいそ」ぞ妙
   (備考:天上の宴「いそいそ」が妙味なり)
 八 いのち果て寂しき事にあらざるよ妙にいそいそ歩み寄るこそ
 九 これこそはアウグスティヌス《ad Te》とぞ言ひ表せし妙の世界ぞ
   (備考:「汝が我らを汝に向けて(ad Te)創り給ひし故に汝の御許に憩ふまで安きなし」とは至福の言葉なり)
 十 我妻や夢の中にていそいそと御父御許に急ぐ様佳し



今朝は雨模様ですが、昨日の日曜日の昼間は、青空ののぞく暖かな日和に恵まれました。

上の写真は、神戸市北区西大池界隈の景色です。

ことしはじめて、ウグイスの鳴き声を聴きました。


1年余り前の寒い日に、私たちの二つ目の特養ホーム≪駒どりの郷≫の建設に向けた「起工式」を執り行い、隣接する「いろどりの家大池」において、獅子舞や餅つきで大いに盛り上がり、その様子は、このブログでもご覧いただきましたが、予定通り、4月開所をまえに、見事に完成した地下一階地上5階建ての、竣工の定礎式と式典とお祝いが、盛会の内に催されました。


長く生きてきましたが、「定礎式」というものに立ち会ったのは、初体験でした。



三日間「内覧会」が行われて、地元の方々をはじめ千人あまりの方々が足を運んでご覧になりましたが、みなさんの熱い期待も伝わってまいりました。


床暖房も完備して、外光の差し込む明るい部屋とゆったりとした個別浴槽も整っています。喫茶ラウンジもあって、4階には近くの山々も遠望できる素敵な「バーラウンジ」までつくられ、理美容室もあります。



式典では、上田耕蔵理事長ほか関係者のテープカットからはじまりましたが、今回は特別に、大阪音楽大学の見事な演奏があり、祝宴の時もモーツアルトの名曲などたっぷりと愉しませていただきました。



「起工式」の時は新開地から神戸電鉄を乗り継いでいきましたが、今回は神戸地下鉄で「新神戸」から「北神急行・谷上」経由で神戸電鉄「大池」まで、短い時間で往復できました。